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11月11日(土)

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11月16日(木)

午後2時〜3時半
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武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅  水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅   木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
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活動報告

区議会・議会運営委員会の行政視察の報告
 目黒区議会・議会運営委員会は昨年12月19〜20日に行政視察を行いました。場所は区と相互援助協定を結んでいる大分県臼杵市で、視察事項は、ゝ腸餝萓化・議会改革の取り組み、∨漂丗从の取り組みについてです。以下、報告です。

1.議会活性化・議会改革の取り組み


 臼杵市の議会活性化の取り組みとしての特徴の一つは、市長、議会、市民、市職員が一体となって市政に当たるために、議会と市長が政策討論会を設置していることである。その目的は「議会において政策を考え、改善提議するような議会機能の強化を目的に、政策課題を市長と自由討議し共通理解を深める」ことにある。

 普通は、市当局と議会との間には緊張関係がなければならないので、こういった取り組みはたいへんめずらしい。政党の区分けがはっきりしている都市部の議会では、こうした取り組みは不可能であろう。臼杵市だからできる取り組みだと思う。

 特徴の2つ目は、市民と議会が意見交換の場を設けていることである。これは積極的な取り組みだと思う。特に臼杵市は、農業問題が積年の過大であり、臼杵市の農業をどう他地域に発信していくか、あるいは農業基本条例を制定し、市内の農業をどう活性化するのかということについて、消費者、農業者、企業・団体などとの意見交換会を開催し、市内農業の現状や意識などの把握に努めたことはよい取り組みであろう。

 また、この意見交換会は、外国資本による森林買収や少雨による飲料・農業用水等の不足や環境変化による水質悪化、林業の衰退による水源林の減少など、水不足の問題に直面している臼杵市の現状を解決するためにも威力を発揮した。

 このような市政が直面している問題を議会を市民が知恵を出し合うということは、今後、必要になってくるだろう。人口が多い都会などでは住民の要求は多様であり、何を取り上げるのかは工夫が必要になるだろうが、住民が主人公といえる政治をめざすために、私たちとしても考えていきたい。

 その他、議会が市政における事務事業の検証を行ったり、費用弁償の見直しを行っている。臼杵市では定例会の議案審査にかける時間以外に余裕があるので、事務事業の検証を行っているということであるが、これは、本来の議会の役割であるのか少々疑問の残るところである。

2.防災対策の取り組みについて


 目黒区と臼杵市は2006年に相互援助協定を締結している。具体的な内容は/糧品の提供またはあっせん、∪験萇需品の提供またはあっせん、1急対策資機材の提供またはあっせん、たΠの派遣、である。議会として臼杵市の現状を把握していくことは意義があると思う。

 臼杵市が防災対策を進めるうえで意識していることは、「自助・共助に無理はないか」「公助が前面に出すぎていないか」ということである。住民とともに防災対策を進めようという姿勢を貫いている。

 臼杵市が住民の避難対策として中心においているのは津波対策である。海岸部に2万人が生活をしているそうである。津波被害を最小限に抑えるために、市民との危機意識をどう共有するかということに心を配っている。海抜10m以下の地域図を配布し、防災意識を高める努力をしている。また、津波からの避難場所マップを作製するに当たり、避難場所を住民自身に考えさせる働きかけを行ったということは、住民の主体的な防災意識を喚起するうえで重要だと思う。

 また、防災士の育成に力を入れ、特に女性の視点を生かそうと、女性防災士を増やすことに特別の努力をしていることは特筆すべきことである。379人の防災士のうち、女性は64人と、割合も高い。避難所を運営するうえでも男性では気が付かないことを女性が気付くことも多くあり、男女共同参画を進めるうえでも有効である。

 また、避難所を設置するうえで、生コンなど原材料を民間に支給する制度もある。
福祉避難所の拡充にも取り組み、64カ所の電柱に海抜表示を行ったり、蓄光型の避難看板を設置、臼杵公園(城跡)に3カ所の避難路をつくるなどした。

 ここで問題になったのは、文化財指定されている臼杵公園を避難場所にすることについてであったという。文化財に指定されていると、その土地の用途を自由に変更できない。高台にある臼杵公園を避難場所にすることは、文化財保護と両立するのかという議論である。非常に難しい問題である。結果的に、臼杵公園を避難場所にすることができたが、今後、こういった問題はあらゆるところで直面する課題であり、国として考え方を整理する必要があるだろう。

 臼杵市の職員が強調していたことは、
ヾ躓^媼韻鮖毀韻閥νすること。
∋毀韻料和の呂働く余地をどう残すか。
市民の自立、地域連携をどうつくるか。
に漂劵蝓璽澄爾鬚匹Π蘋するか。
である。これが前進すれば、防災対策も大きく前進するという。私たちも、目黒の防災対策に生かしていきたい観点であると思う。

 あと、臼杵市はコミュニティーの単位として地域振興協議会をつくっている。旧小学校区(統廃合前)を単位としている。それぞれの協議会の人数は300人と少人数のところもあれば3千人という大きなところもある。この協議会単位で防災対策をすすめていっているということだが、こうした生活圏域の在り方についての整理も必要であろう。

 2日目は高台に新たに設置した消防署と、市内の避難場所や備蓄倉庫を視察した。消防署は市内の防災拠点として様々な機能が集約されていた。

 また、現地に行って改めて知ったが、臼杵市は愛媛県伊方町にある、四国電力・伊方原子力発電所から60kmのところにあるということである。現在、運転されていないが、もし、再稼働され南海地震や伊方原発周辺の活断層が引き起こす直下型地震が起きれば、臼杵市にも影響が及ぶ可能性があるということである。大地震や津波だけでなく、原子力災害という新たな課題を臼杵市に押し付けないためにも、原発ゼロをめざす取り組みも重要だと感じた。


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