日本共産党目黒区議会議員
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生活・法律相談

生活相談を随時、行っています。ご連絡ください

●法律相談

5月11日(土)

午後5時〜7時
  日本共産党本町事務所へ
   お越しください
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5月16日(木)

午後2時〜3時半
  区役所5階 日本共産党控室へ
   お越しください

朝の駅前宣伝

武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅  水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅   木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
  ※天候や仕事の都合で変更の場合があります。




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区政・区議会報告

上目黒1丁目再開発ビルに設置予定の区立保育園――不十分な施設で子どもの発達保障できるか

 中目黒駅前で建設工事がおこなわれている「上目黒一丁目再開発ビル」の中に、区立保育園の設置が予定され、このほど「基本構想素案」が示されました。目黒区はまだ保育園の数が足りず少なくない待機児が残され、区立保育園の増設が不可欠ですが、この「上一保育園」は施設面などでさまざまな問題点があります。

窓が開かない施設

 まず一点目は保育園の設備の基準にある野外遊戯場が設置されないことです。区はその代替として目黒川合流地点と中目黒公園を挙げていますが、いずれも当該施設からは「散歩」という形をとらない限り利用することができません。

 二点目は、施設にベランダもなく窓の開閉もできないということです。これでは、朝から一日を過ごす子どもたちは外気に触れる機会は「散歩」のときだけに限られ、子どもも職員もたいへんなストレスを抱え込む恐れがあります。外気に触れ、光に当たることによって得られる皮膚の鍛錬や体温調節機能を培う機会が保障されず、子どもの発達への阻害要因になります。

 第三は水遊びができる施設がないということです。夏の間、園児は水遊びやプール遊びを行います。これも子どもの発達上、必要な課題であり、こうした機会がもてないことは問題です。

 第四は、再開発ビルに伴うエレベーターの使用の問題です。戸外への出入りは主にエレベーターを使用せざるをえず、乳母車を押した保護者や幼児が出入りするため事故を起こす可能性が高く安全が保障されません。人手の確保と移動にかかかる時間を考えると、毎日の保育にかかる負担はあまりにも大きすぎます。

 第五は、超高層ビルによる風の強さの問題です。GTビルでは幼児が風によって転倒するという被害も出ています。

 第六は子ども一人当たりの室内スペースが十分に確保されないという問題です。さらに、ゼロ歳児室には午睡室もありません。

総合保育園は別の場所に

 以上の問題点は、再開発ビルという制約の中では多少の見直しを行ったとしても保育に与える根本的な問題を解決することはできません。子どもたちの発達を保障する上でも到底、容認できるものではありません。総合認可保育園として整備する計画をやめ、子育て世代の要求の強い一時保育や病後児保育、子育て広場などへ転用することを提案します。

 そして、待機児解消に向け、守屋教育館跡地など区有地を活用して100人規模の認可保育園の建設を早急に計画することを区に求めます。


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