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生活相談を随時、行っています。ご連絡ください
●法律相談
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●12月19日(水)
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西小山駅 水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅 木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
※天候や仕事の都合で変更の場合があります。
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■秋の夜長、ちょっと書評
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「読書の秋!」というほどのことではありませんが、ちょっと書評でも書いてみました。
タレントであり音楽家でもあり、多彩な才能を持っている美輪明宏さん。このたび、『戦争と平和 愛のメッセージ』という著書を出しました。長崎で原爆を体験し、戦争がいかに理不尽なものであるか、身を持って体験した美輪さんの反戦へのメッセージです。二十分もかからないうちに読み終わってしまう本なので、お読みになった方もいらっしゃると思います。
「戦争中には、とんでもない人間が権力を握り、命が簡単におびやかされます」
「汽車のデッキに立って出征しようとしている兵隊さんを、『死ぬなよー、帰ってこいよー』としがみついて見送る母親が、憲兵に引きずり倒され、ぶん殴られて、鉄の柱に頭をぶつけて血を流している」
女学生が、お母さんが編んでくれた毛糸の肌着がセーラー服の襟から出ていただけで、「素っ裸に近い姿にされ、髪を持って引きずりまわされ、軍靴で蹴られ、拳で殴られ――」。
淡々とした文章の中にも、美輪さんの平和への決意がにじみ出てきます。
憲法九条を変えよと強く要求しているのがアメリカだということ、北朝鮮の拉致は問題だが、日本も戦時中、朝鮮人を無理やりつれてきて炭鉱の中に押し込め、名前を変えさせたりしたことなど、美輪さんは指摘をしています。日本が戦争へと向かっていることについて、「戦争の正体を知らなさ過ぎる」と警鐘を鳴らします。
小泉首相は先日、またもや靖国神社を参拝しました。早速、中国や韓国は激しく反発し、韓国政府関係者は、十二月に予定されている盧武鉉大統領との日韓首脳会談の延期や中止を検討する考えだといいます。
「心の問題を他人が干渉すべきではない。ましてや、外国の政府がいけないなどと言うべき問題ではない」などと小泉首相は開き直っています。しかし、仮に平和を祈念する気持ちを表したかったというのなら、なぜA級戦犯を祀り、侵略戦争を美化する靖国神社を参拝しなくてはならないのでしょうか。明確な政治的意図があることは明らかです。
「もう一度、考えてみてください。明日、自分が、あなたの大切な人が、戦争に行くことになったら、どうしますか」。美輪さんのメッセージを心に深く刻み込むべきではないでしょうか。
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