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生活相談を随時、行っています。ご連絡ください
●法律相談
●12月14日(土)
午後5時〜7時
日本共産党本町事務所へ
お越しください
●12月19日(水)
午後2時〜3時半
区役所5階 日本共産党控室へ
お越しください
●朝の駅前宣伝
武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅 水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅 木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
※天候や仕事の都合で変更の場合があります。
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■他自治体の街づくりから、区内の街づくりの在り方を考える=視察に行きました
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目黒駅前や西小山駅前などで街づくり整備計画が進んでいるもとで、日本共産党目黒区議団は7月10日、区内の街づくりに生かそうと、他区市の街づくりの実態を視察しました。視察したのは世田谷区太子堂の修復型の防災まちづくり、同下北沢駅前の道路整備事業、調布市の京王電鉄国領駅前の再開発です。
太子堂の住民参加型の修復型まちづくり
太子堂は以前、木造住宅が密集し道路も狭く、災害に強い街をどうつくっていくかが課題でした。太子堂が選択した街づくりは、大型開発中心ではなく、住民の手による現在の街並みを維持した修復型の街づくりです。
実際に街の中を歩くと、延焼防止のためのポケットパークが随所に設置されています。ポケットパークの土地は区が民間から買い上げ、花壇などは住民の自主管理です。住民が自分たちの街を大切にしていることがうかがえます。
特徴的なのは、住民が丁寧に話し合い、合意を重ねて遊水のある遊歩道をつくったことです。(写真)
当初は「水辺などは子どもには危険だからいらない」と反対の声があったそうですが、話し合いの中で解決し設置したそうです。今では多くの住民の憩いの場になっています。
民間マンションに雨水をため、隣の公園の貯水槽に活用するなど、民間の協力を得た防災対策もとっていました。
もちろん、木造住宅密集地を燃えにくく倒れにくい住宅にすることによって災害に強い街にしていくのですから、住宅の共同化や狭あい道路の拡幅は必要になってきます。その場合でも、住民の同意と納得のもとで計画を進めていくという姿勢はたいへん学ばされました。
下北沢駅前の道路整備事業
下北沢駅前の道路整備事業は、世田谷区の独自事業です。道路整備に伴う立ち退きや土地の購入などすべて自前で行います。
道路整備に伴う大型再開発事業はないとのこと。小さな店が軒を連ねる、独特の雰囲気を醸し出す下北沢駅前が、道路整備事業でどう変わるのか。
視察では個別のお店の話を聞く時間はありませんでしたが、地元の受け止めなどはどうなのか、機会があれば話を聞きたいと思いました。
調布市国領駅前の市街地再開発事業
最後に、調布市の京王電鉄国領駅前の大型再開発事業を視察しました。
国領駅前は住宅密集地であり、駅前から狛江市に延びる都市計画道路も狭く、整備が必要だったとのこと。都市計画道路の整備と連動して、市街地再開発を実行したとのことです。こうした例は、各地の再開発事業の典型です。
国領駅をはさんで、南北に大型商業施設兼集合住宅の高層ビルが建設されています。
この再開発は地元の商店や住民が街づくり協議会などで望んだ街づくりとのこと。地元の商店が再開発ビルに入り、大手スーパーのキーテナントも入ることで、活性化をめざしています。来場者はまずまずとのこと。商店会への加入店は80店舗を超えます。
ただ、従来の地元にあった商店で、再開発ビルに入った店は半数以下で、多くの店は廃業するか他の地域へ移転しました。再開発の問題点として、地元で長い間営業してきた商店や住民が追い出されてしまうといったことが、この国領駅前でもあったようです。再開発事業が持つ大きな弱点でしょう。
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