日本共産党目黒区議会議員
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生活・法律相談

生活相談を随時、行っています。ご連絡ください

●法律相談

11月9日(土)

午後5時〜7時
  日本共産党本町事務所へ
   お越しください
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11月20日(水)

午後2時〜3時半
  区役所5階 日本共産党控室へ
   お越しください

朝の駅前宣伝

武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅  水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅   木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
  ※天候や仕事の都合で変更の場合があります。




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区政・区議会報告

目黒区美術館は解体せず存続すべき

 目黒区区民センターの整備に向けた基本計画素案の中に、目黒区美術館を解体し、新たに建設予定の70mのビルの一角に押し込めようという計画に反対の声が上がっています。

 計画素案では、区民センターと美術館、近隣の下目黒小学校の建物を2028年度に解体し、一体的に整備する方針で、美術館は新たに建設する複合施設内に入り、占有面積は現在の延べ床面積約4000平方mを大幅に下回る1200平方mを想定。事業スキームは、「民間事業者のノウハウを生かす」としてPFI方式またはDBO方式を検討し、事業者の選定は24年度に行うとしています。

子どもの作品展も実施

 目黒区美術館は、日本設計事務所が設計を担当して1987年に開館。天井から自然光がとれる地上3階地下1階建ての本館は、展示室やカフェを備え、別棟に市民や子どもたちが作品発表などを行う区民ギャラリーがあります。全国でも早い時期から子どものためのワークショップ活動を積極的に展開してきました。

「高層ビル化」「採算」「効率性」ではなく文化活動の発展を

 美術館解体に反対する区民は「建築物を他の用途で持続可能なように使用することすら十分に検討もせず、今すぐ決定することは環境破壊につながる」、「(新施設では)毎年区内の小学校中学校を中心に開かれてきた『めぐろの子どもたち展』や『区展』(目黒区民作品展)も現状の形で開かれることが出来なくなる」(反対署名活動ページより)とし、「芸術は効率、採算で考えるものではない」と述べ、「美術館を含めての再開発は断固反対」と同館の存続を訴えています。

 区内の文化団体で活動している方も、「美術館を解体するなどおかしい。存続するよう要請もしていきたい」と述べています。

 目黒区は今後の区有施設の整備について、「経費削減」や「効率化」を名目に床面積を減らすことを方針に掲げていますが、文化や芸術は「効率化」で測ることができない価値があります。

 老朽化した区民センターの改築は必要ですが、民間参入や高層ビル化の検討よりも、区民の声に耳を傾け、文化継承の立場に立った区民センターの整備こそ必要ではないでしょうか。美術館は存続すべきです。


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