日本共産党目黒区議会議員
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生活・法律相談

生活相談を随時、行っています。ご連絡ください

●法律相談

11月9日(土)

午後5時〜7時
  日本共産党本町事務所へ
   お越しください
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11月20日(水)

午後2時〜3時半
  区役所5階 日本共産党控室へ
   お越しください

朝の駅前宣伝

武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅  水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅   木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
  ※天候や仕事の都合で変更の場合があります。




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区政・区議会報告

「駅ホームの安全対策を急速に講じるよう求める意見書案」を提案


 日本共産党目黒区議団は、7日から始まった区議会第3回定例会に、国に対して「駅ホームの安全対策を急速に講じるよう求める意見書案」を提案しました。しかし、区議会議会運営委員会で、自民、公明、維新が賛同しなかったため、採用されませんでした。

 盲導犬を連れた目の不自由な男性が、東京都内の地下鉄の駅ホームから転落し電車にはねられて死亡した事故が、視覚障害者や関係者に不安と衝撃を広げています。

 障がい者団体の調べでは1994年12月から2015年4月の間に視覚障害者がホームから転落し重傷もしくは死亡した事故は54件にのぼります。視覚障害者にとって駅ホームは「欄干のない橋」に例えられるほど危険な場所であり、痛ましい事故を繰り返さないためにも再発防止策の整備は待ったなしです。

 転落防止策として有効なのは、ホームドアやホーム柵の設置です。日本盲人会連合の調査でも多くが「ホーム柵の設置」を求めています。国土交通省の検討会も「視覚障害者の転落を防止するための設備として非常に効果が高い」と整備促進の重要性を説く報告書(11年)をまとめています。東京メトロ丸の内線では、全駅にホームドアを設置してから転落事故はゼロになったといいます。

 しかし、全国に約9500ある駅のうちホームドア設置駅はわずか665駅です。国交省が20年を目標に優先設置を求めている10万人以上が利用する約250駅では、3割程度の77駅にとどまります(16年3月現在)。

 これにたいして、一般の人も含めたホーム転落件数は09年の2442件が14年に3673件へと増加しています。危険な事故をこれ以上広げないためにもホームドアの設置の遅れを解決することが急がれます。

 ホームドアの設置が遅れているのは、費用負担の大きさなどがネックになっているとされています。事業者まかせにするのではなく、いまこそ国が先頭に立ってホームドア整備が加速するよう必要な手だてをとることが求められています。

 こうしたことから、国および国会に対しホームドア設置など駅ホームの安全対策を急速に講じるよう、必要な財政措置を求めました。


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