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■羽田空港の新飛行ルートについて国交省に説明を聞く
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国土交通省は東京オリンピック・パラリンピックの円滑な開催などのために羽田空港の機能強化をはからなければならないと、国際線の離発着を増やす計画を進めようとしています。それにあたり、目黒区上空に新たな飛行ルートが設定されるなど区内への影響が懸念されています。
「首都としての機能を強化」を名目に
羽田空港の年間発着枠は、4本目の滑走路供用前の約30・3万回から2014年3月30日に約44・7万回まで拡大されました。国はおおむね2020年代前半の首都圏空港の航空需要は、現在の計画処理能力約75万回のほぼ限界に達する見込み、「東京の国際競争力を強化していくため」と称して、空港容量のさらなる拡大と国際線の増枠などの「機能強化」に取り組んでいくとしています。
そのために、このほど、国は国際線について最大で年間約3・9万回の発着枠の増加が可能となる飛行経路案について示しました。住宅密集地の都内上空を飛行する案です。1時間当たりの発着回数を現行の80回から90回まで増やせる試算という触れ込みです。
国際線を増便へ、目黒上空も飛行ルートに
これによると、南風時にA滑走路に着陸するときに、目黒区民センター上空2000フィート(約610m)を飛行するというものです。国は夏場の南風時を中心に、午後3時から7時まで13回(毎時)着陸させるとしています。
上空1500フィートを旅客機が通過すると、どのくらいの騒音になるでしょうか。
現在、南風時の雨天・曇天のときに江戸川区清新町(地下鉄東西線葛西駅の南側あたり)上空を1500フィートの高さで通過しますが、その測定値を見ると、2013年度の数値では、だいたい平均57デシベルぐらいです。
57デシベルはだいたい静かな乗用車、普通の会話程度の音量といわれていますが、気象条件によっては70デシベル程度(騒々しい街頭)になることもあり、13年度は56件の苦情があったそうです。新たな飛行経路により区民に騒音という新たな影響が覆いかぶさりかねません。
騒音や落下物への懸念次々
この「羽田空港の機能強化」について、7月17日に日本共産党国会議員団東京事務所が区市町村議員や住民に呼びかけ、国交省に説明を求めました。
私も参加しましたが、参加者からは、「川崎はコンビナートの上空を通過するルートになっているが、コンビナートの上は飛行してはならないのではないか」「大井町駅周辺は300m上空を飛ぶことになる。かなりの騒音だ。着陸時に車輪を出すタイミングはいつなのか」「横田空域の問題がある。返還されれば飛行ルート案はおのずと変わるのでは」などの質疑がありました。
ところが、国交省はまともにこたえず、「みなさんの意見を聞いている段階だ」「東京の国際競争力の向上と活力のため、羽田空港の機能強化は不可欠である。ぜひ、ご理解を」「騒音や落下物については今は何も言えない」など、逃げに終始しました。
東京湾へ迂回し離着陸するのが取り決め
小池晃副委員長・参院議員は、「そもそも羽田空港は東京湾の上空を使用するというのが原則だ。この原則を取り崩してしまうのか。それは許されない」と発言しました。
私たち参加者は、今回の国交省の説明では不十分であり、騒音や落下物のデータなどを出させることが必要だとし、引き続き、羽田空港の問題での国交省との交渉を行おうと確認しました。
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