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●11月20日(水)
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武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅 水曜日 午前7時45分ごろから
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■区立中学校の統廃合計画、本当に生徒のため?
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目黒区教育委員会は区立中学校について、三中と四中の統廃合、および七、八、九、十一の各中学校を2校にする計画を進めようとしています。新年度には三、四中の統廃合を具体的に進めるために、検討委員会をつくるとしています。現在、地域や保護者らへの説明会を一通り行っているところです。
2015年度の統廃合校の開校をめざす三、四中の学区域の保護者らからは、説明会でも不安の声が上がっています。
部活、地域との連携、防災は…
「統廃合になるんであれば、もっと子どもの進路を考える時間的な余裕をもらいたい」「部活はどうなるのか」などといった声です。とくに、統廃合の時期と重なる小学5年生の保護者の不安が強いのが特徴です。
また、統廃合で通学区域が広がり、子どもの安全を危惧する声も上がっています。もし、現四中に統廃合校を設置すれば三田までが通学区域になり、通学距離も時間も長くなります。
目黒中央中の現状でも、通学区域が広がることで、学校と地域との連携、保護者と学校との連携などが希薄になる恐れもあります。統廃合で学校数が減れば、災害時の第一避難場所は減ることにつながります。
こうしたことに、教育委員会は真正面からこたえていません。
なぜ11学級以上、300人以上なのか
さらに、教育委員会は一つの中学校は「11学級以上、300人以上が望ましい」としていますが、なぜそうなのか教育の専門家からも根拠が示されているわけではありません。
三中では東日本大震災後、生徒が被災地である気仙沼市の中学生を招いて交流しました。教師は生徒同士がすぐに打ち解けあい、とてもいい交流になったと話し、「生徒同士の交流はたいへんアットホームな雰囲気でよかった。こうした交流は大規模校ではできない」と述べていました。
中学生の教育上、求められているのは、早く30人学級を実現させることです。地方の県の取り組みでは、クラス編成を30人程度の規模にするほうが、子どもが落ち着いて学校生活を送ることができ、学力もつくといったことが報告されています。目黒区でもそうした取り組みこそ優先させるべきではないでしょうか。
子育て・教育の責任回避へ=「行革」の一環
区立中学校の統廃合が、生徒の教育よりも、福祉や子育て、区民生活を切り捨てていく「行革」改革の一環として行われようとしていることも大問題です。
今、区では目黒区のあらゆる施設について見直す方針を示しています。区立中学校の統廃合もそのなかに位置付けられています。区内の中学生が、いかに学力を身に着け、将来の社会の担い手として成長を保障していくのかと観点ではなく、経費削減などの「行革」の観点を優先させる区の姿勢は、福祉や教育に責任を持つべき自治体のやるべきことではありません。
生徒と保護者と教師と住民、行政が改めて目黒区の教育について議論をしていく場が必要ではないでしょか。
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