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■区立中学校の新たな統廃合へ、今年度末にも計画案
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目黒区教育委員会は区立中学校について、新たな統廃合計画を今年度末にも示すことを明らかにしました。
私は新たな統廃合計画について、区議会決算特別委員会で質疑しました。
区立中学校の統廃合は2003年度に二中、五中、六中の3校を対象に推進され、08年4月に統合中学校である中央中が開校されました。
統廃合計画は03年9月に教育委員会が打ち出した、「望ましい区立中学校の規模の実現に向けて」で示された「11学級以上、300人以上の規模が望ましい」という基準がもとになっています。
私は、中央中において、学区が広がり、小学校や地域との連携が難しくなっていることや、生徒の人間関係が広がった半面、生徒同士の関係が複雑になり、生徒指導が難しくなったなど、統廃合による弊害がでていることを指摘。
また、文部科学省が35人学級など少人数学級の検討に入っていることなどを示し、「統廃合によって教室数は確保されるのか。現在の校舎を活用するというのであれば、足りなくなるのではないか。望ましい学校規模は根拠がない」と強調しました。
教育長は「あくまでも望ましい学校規模の方針通りやる。35人学級については、国の概算要求でも見送られていて、ここ1、2年で35人学級が実現するわけではない」と述べました。
私は「35人学級の検討は文科省でも8年の期間を設けている。まさに、統廃合とかかわりがある」と指摘。学校選択制によっても中央中の希望者が減っていることから、統廃合は成功していないことを述べ、統廃合計画へ疑問を呈しました。
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