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●11月20日(水)
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■40人学級に加配教員=小1と中1で今年度から実施
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東京都教育庁は今年度から、小学1年生と中学1年生で学級編成を40人未満とする少人数学級に踏み出すことにしています。
都は入学直後の小学1年生が学校に順応できず、授業中に立ち歩くなどの問題や、学校に進学した生徒が不安を抱える「中1ギャップ」に対応するため、1年生の教員を1学級39人の基準で加配し、学級規模の縮小などが現場の判断で行えるようにします。
私の学区である区立向原小学校の今年度の入学児童は40人。39人を超えるので、加配教員がつくことになります。40人と一クラスにして二人の教員で指導するのか、2つのクラスに分割するかは学校の裁量に任されます。
向原小では今までも、40人が一クラスで一人の先生でしか指導を受けられないといった事態がありましたが、今回の措置によって、教育環境は若干、改善されます。
一方、区立第九中学校の新入生は75人。こちらは2学級でそれぞれ38人と37人。40人に近い学級になります。
他の道府県では本格的に少人数学級に取り組み始めていることと比べ、東京都の遅れだけがめだちます。学校関係者からも、「あと1人くれば2学級になるのに」との声があがっています。ぜひ、30人学級実現の取り組みを強めていきましょう。
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