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生活相談を随時、行っています。ご連絡ください
●法律相談
●11月9日(土)
午後5時〜7時
日本共産党本町事務所へ
お越しください
●11月20日(水)
午後2時〜3時半
区役所5階 日本共産党控室へ
お越しください
●朝の駅前宣伝
武蔵小山駅 火曜日 午前7時45分ごろから
西小山駅 水曜日 午前7時45分ごろから
目黒駅 木曜日 午前7時30分ごろから (石川議員と隔週)
※天候や仕事の都合で変更の場合があります。
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■区議会生活福祉委員会で、区内福祉施設などを視察
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私が属する目黒区議会生活福祉委員会は21日、区内の福祉施設の視察をおこないました。たいへん有意義な視察でしたので、ご報告します。
雇用対策
まず、訪れたのは「ワークサポートめぐろ」。総合庁舎にあるこの施設は、ハローワーク渋谷の職業紹介機能があるので、渋谷まで行かなくても、この庁舎内にある「ワークサポートめぐろ」で職業を探せば、職探しの履歴として扱われ、失業給付を受けるときにも役立ちます。
また、中高年者を対象に就労相談や職業適性検査を実施しています。
08年度の相談者は317人で、そのうち、30歳代が35・3%、40歳代が24・6%を占め、リストラ・解雇の波がこの年代に押し寄せていることがうかがえます。
日本共産党目黒区議団は区の就労支援について、ハローワークに準じる職業探しや相談事業だけでなく、若年者向けの就職セミナーの開催や、「ポケット労働法」など労働者の権利を明記した冊子の普及などに力を入れるべきだと、議会で取り上げています。
障害者施設
次に訪れたのは、障がい者の生活介護支援・就労継続支援事業およびケアホームの運営をおこなっている「もえぎの会」です。
目黒本町2丁目にある多機能施設「しいの実社」では、クッキーを中心にした焼き菓子や紙製品、織物などの製造に、障がい者の方が従事しています。利用者の充実した生活の保障や将来不安の解消、職員のやりがいのある職場づくりをめざしています。
しかし、障害者自立支援法のもとで、さまざまな課題が山積していると、施設の方が指摘していました。
第1は、複雑な制度の下で、膨大な申請業務、詳細な実績報告、事務処理に割く職員の負担増。
第2は、事業者が提供できるサービスには限りがあるため、障がい者のニーズにこたえきれない実態があること、利用者が必要に応じて選ぶという理念が実現されないこと。
第3は、実施主体が国から区市町村へ移行したにもかかわらず、区の体制が整備されていないこと。
第4は、一般の高齢者は介護の対象になりますが、高齢の障害者は介護事業の対象にならず、障がい者施設では不適切である。
以上の問題点を挙げていました。
また、目黒区に対し、障害者計画の具体化と実行、必要量、充足量を明確にして、不足解消のための具体策をとってほしいと要望していました。
障害者福祉作業所
午後の最初に訪れたのは区立下目黒福祉工房。障がい者向けの作業所です。作業内容は電球やアクセサリーの袋詰め、名刺やはがき、封筒などの印刷、ペンケースや眼鏡ケースなどの革製品の製作、およびお菓子づくりと販売など。
職員のフォロー態勢がとれ、作業所全体が明るく、作品も他の製品とそん色がなく立派な出来です。障がい者の方もいきいきと作業をしていたのが印象的でした。
特養老人ホーム、グループホーム
最後は社会福祉法人愛隣会が経営する特別養護老人ホーム・駒場苑です。建物全体が明るい雰囲気です。
とくに、愛隣会が気をつけていることは、元気な生活を応援するということ。そのために、お年寄りが介助なく食事をうまくとれるように、いすやテーブルの高さに気を配っていること、また、生理学に基づいて排泄の自立を促していること、日中はベッドから離れ、人との交流を大切にしていること、この3点です。
施設の方からは、スペースの有効利用をはかろうと思っても、用途変更ができない仕組みになっていることや、十分な土地や建物が保障されないと、グループホームをつくっても1ユニット(9人)しか入居スペースができず、経営がたいへん厳しくなり、事業者の参入が困難になることなどの不満が出されました。
介護施設の基盤整備をすすめるためにも、柔軟な用途変更の仕組みづくりや補助金制度の充実など、行政がやらなければならないことが山積していると感じました。
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