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■区立小学校校庭の人工芝化計画は子ども、保護者らの声を聞いてすすめるべきだ
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日本共産党目黒区議団は4月28日、区の教育委員会に対し、「区立小中学校の校庭を人工芝化する計画についての要請」をおこないました。内容は次の通りです。
応対した教育次長は「今、要請についてはにわかには答えられないが、うけたまわった」と述べるにとどまりました。
目黒区教育委員会は今年度、油面、田道、菅刈の三区立小学校の校庭を人工芝にするための予算を組み、6月にも着工しようとしています。
しかし、油面小学校の保護者から、「なぜ、校庭を人工芝にするのか納得できる説明がない」「校庭を実際に使用する当事者が不在で、勝手に計画が進められている」など区への不信感が示されています。
4月20日付の油面小学校保護者の区および教育委員会への「お願い書」では、「意見交換を活発に行い、その情報から検討し、改めて見直しを進めることが、今、最も重要である。その作業なしに人工芝にすることは、目黒区民をないがしろにし、思いやりのない進め方です」と指摘し、説明会の続行を要望しています。
また、田道小学校でも人工芝の工事に際し、開校記念樹を伐採する計画が持ち上がっていることに対し、学校関係者から疑問の声が寄せられています。
校庭の人工芝化については、その是非は別にして、校庭を使用する子ども、教師、保護者、学校関係者、地域の住民の意向を十分に聞いてすすめるべきであり、以下、要望します。
1、保護者から校庭の人工芝化に対する疑問や反対の意見、説明会を求める声が出ている油面小学校については、6月の工事着工計画を白紙に戻し、引き続き保護者らの意見を十分聞く機会を持つこと。また、同様に田道小学校については、開校記念樹を伐採する計画については見直し、6月の工事着工についても見直すこと。
2、今後の区立小中学校の校庭人工芝化についても、子ども、教師、保護者、地域の住民の意見・意向をよく聞いて、必要であれば見直すこと。
油面小での経過
朝日新聞の投稿欄に「人工芝工事で桜の木切る愚」との一文を寄せた、油面小学校の保護者の方からもメールをいただきました。
この保護者の方からは、一連の資料も添付されていました。それによると…
まず、油面小学校の校長から校庭の人工芝化が公表されたのが3月9日。住区住民会議幹部や校庭使用の外部団体幹部、油面小PTA三役が出席しました。しかし、区議会で新年度予算案が審議中で、好調からは口止めされたそうです。
「その時点で、なぜ直ちに保護者へ知らせないのか? 知らせる責任があるのではないか?」と保護者が思ったのは当然のことです。
その後、3月30日に区と保護者との話し合いがおこなわれ、「校庭の桜の木を切る」との計画が「検討事項」となったことが明らかに。保護者は再度、人工芝化工事を撤回するよう区に要望。4月8日にも再度、人工芝化について撤回の要請をしています。
その後、油面小の保護者と教育委員会との話し合いが断続的におこなわれたようですが、保護者の不安と不信感はいまなお消えていません。
以上が油面小学校での経過です。保護者は人工芝の安全性について、「実際に利用された方から、人工芝につまずき転倒した、関節が痛む、多数の意見も出ています。また、人工芝そのものの素材に関して、敷き詰めてあるゴムによりアレルギー反応はどうなのでしょうか? 石油を原料として使用しているものが、校庭一面の広い面積に敷き詰められる上で、子供たちが学ぶことは、安全と言えるのですか?」と指摘しています。まったく的を射ています。
このように、小中学校の人工芝化がいかに安全性で疑問が残るものなのか、また、学校、地域交えてなんら議論がなされていないのかが浮き彫りになっています。
油面小の保護者会では、区から6月に工事着工という突然で強引な方針が打ち出されました。保護者会場は不信感に包まれていたそうです。人工芝が子どもたちの発達を阻害する要因になりはしないか、まず、区民の中での論議が必要だと思います。
田道小では開校記念樹が伐採の予定
また、今年6月に人工芝への工事がおこなわれようとしている田道小でも、77年前の開校時の記念植樹が伐採される計画です。学校関係者は「なぜ、伝統ある樹木を切るのか。OBも含めて大変疑問で遺憾だ」と述べています。ますます、見直しは急務です。
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