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目黒区でも補聴器購入費助成を 23区で進む助成制度
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目黒区でも補聴器購入費助成を
23区で進む助成制度
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23区では、高齢者の補聴器購入の助成制度が自治体独自で取り組まれています。日本共産党区議団は、目黒区でも助成制度を設けるようにと提案し要求してきました。しかし区は冷たい態度です。
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【2人に1人が難聴】
高齢者の2人に1人が難聴であると推計されています。難聴は、生活の質の低下につながり、認知症のリスクを高めることも明らかになっています。
日本聴覚医学会難聴対策委員会は、平均聴力レベル40デシベル以上の中等度難聴の方は「補聴器の良い適応となる」としています。補聴器を使用することが生活の質に役立つと言います。
しかし、補聴器の購入費が高く購入できず、補聴器を使用する上で大きなハードルとなっています。現在、補聴器の購入費は補装具支給制度による支援の対象になっていますが、両耳聴力が70デシベル以上など、かなり重い難聴でなければ制度を利用できません。こうした中で、高齢者の補聴器購入費への助成を行う自治体が23区では広がっています。
【広がる助成制度】
●中央区・・35000円(助成上限額)65歳以上(年齢要件)耳鼻科の医師が補聴器の使用を認める、所得制限有りなど(給付要件)
●文京区・・25000円、65歳以上、医者の診断を受け必要性を認められた人、本人・住民税非課税
●墨田区・・20000円、65歳以上、両耳50デシベル以上など
●豊島区・・20000円、65歳以上、中程度難聴程度
●板橋区・・20000円、65歳以上、耳鼻科医に補聴器の使用が望ましいと判定された人など
●練馬区・・25000円、65歳以上、両耳聴力40デシベル〜70デシベル
●足立区・・25000円、65歳以上、両耳とも中程度難聴
そのほかにも葛飾区や江戸川区などでも取り組まれています。
【「1つ30万円片耳しか買えない」】
高齢者から切実な声が寄せられます「耳鼻科で補聴器を購入したが1つ30万円。片耳しか買えない」「安い通販の補聴器を購入。不具合で使用せず」「高くて買えない。ガマンしている」など・・・。
かつて、高齢者は難聴は当たり前の考え方でしたが、現在、医学の進歩の中できちんと耳にあった補聴器を付ければ、快適な生活を送ることが出来るようになりました。高齢者のみなさんと共に目黒区でも補助制度を実現させるために引き続き頑張ります。
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小6の15人に1人「家族を世話」
厚労省・ヤングケアラー調査
厚生労働省は7日、家族の介護や世話を担っている18才未満の子ども「ヤングケアラー」について、小学生6年生の実態調査結果を公表。約15人に1人に当たる6.5%が「世話をする家族がいると」回答。このうち、平日1日に世話に費やす時間が7時間以上の重い負担がかかる児童が7.1%も。
厚労省は、昨年中学2年生、全日制高校2年生のヤングケアラーについて調査を行いましたが小学生は初めてです。
※ヤングケアラーは、最近耳にすることが多くなりました。18才未満の子どもが、親や兄弟の世話をしている実態に驚かされます。家族仲良く世話をしているという美談で済まされることではありません。こうした実態を明らかにし、行政が支援を行うことが求められています。ヤングケアラー問題は始まったばかりです。注視していきたいと思います。
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