石川恭子
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社会保障費削減の一環 医療保険制度改革関連法が可決
 
          社会保障費削減の一環

                医療保険制度改革関連法が可決

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  5月15日、社会保障費削減の一環である医療保険制度改革法が参議院で可決されました。データーを活用して、医療や介護費を削減する環境を整えることが大きなねらいです。その内容を三点紹介します。
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   【マイナンバーカードで受診?!】
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 一つは、マイナンバーカードで受診を可能にすることです。一見便利に思えますが、データーの漏洩や紛失など、リスクがあるうえに、保険料の滞納などもわかるため受診抑制も懸念されています。これは、マイナンバーの普及・利用を促進しようという狙いがあります。

   【保健証番号を個人単位に】 
 二つ目は、現在世帯単位である保険証番号を個人単位にして、医療IDをつけて個人の医療データーを将来にわたって徹底的に管理していくことです。例えば、特定健診のデーターによっては、病気になったのは自己責任だと窓口負担をあげるようなこともシステムとして可能になります。かつてナチスドイツは、医療の個人情報を番号で管理しようとしていました。さらに、医療管理だけではなく、健康な人をピップアップして戦争へ動員するためにも使われていました。

   【医療と介護のデーターの連結】 
 三つ目は、医療と介護のデーターの連結です。患者が受けた医療内容は、薬、検査、手術などすでに医療データーになっています。
 これを介護保険のデーターと連結し、個々のデーターを医療と介護の両方から個人単位で管理する仕組みをつくるものです。
 そのデーターは、自治体や研究者だけでなく、民間事業者も利用が可能になる内容も盛り込まれています。データーを活用して医療・介護費を削減、効率化していく。健康産業などビジネスへの本格的な活用に道を開くものです。
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 現在、高齢者の予防健康づくりがクローズアップされています。それ自体は良いことですが、その裏には社会保障予算を削減し、サービスを削り負担を国民にさらにかけようというものです。
 この法案は、わずか衆議院で3日、参議院で2日の超スピード審議で可決されました。(日本共産党は反対)まともな審議もされず、国民が知らないうちに決まっていく状況。みなさんはどう思いますか?

 
          ◆◆ 新たな議会の役職が決まりました ◆◆

    ●日本共産党区議団  

        幹事長 …… 岩崎 ふみひろ 
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        副幹事長 …… 松嶋 祐一郎 

      ●企画総務委員会 …… 岩崎 ふみひろ(副委員長)

               〃     …… 斉藤 優子

      ●生活福祉委員会 …… 石川 恭子

      ●都市環境委員会 …… 松嶋 祐一郎

      ●文教・子ども委員会 …… 芋川 ゆうき

      ●議会運営委員会 …… 岩崎 ふみひろ

               〃     …… 松嶋 祐一郎

      ●目黒区総合戦略等調査特別委員会 …… 石川 恭子

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      ◆議 長 …… 宮澤 宏行(自民党)

      ◆副議長 …… 川原 のぶあき(公明党)

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