 |
|
|
 |
子ども・お年寄り・障害者 誰もが安心して暮らせる区政に 本年もよろしくお願いいたします
|
子ども・お年寄り・障害者
誰もが安心して暮らせる区政に
本年もよろしくお願いいたします
何十年も前に見たテレビ番組のことです。若い女性が一人車いすで旅するドキュメンタリー。女性の行動力に感動するとともに、彼女の「私たちは、常にありがとうを言わなければならない」の言った言葉が今も心に引っかかっています。障害者は誰かの支援が必要で、援助されるたびに「ありがとう」と言いつづけなければならないことを、初めて知らされました。障害者の生きずらさを改めて感じました。
昨年議会に、障害者団体からリフト付き福祉タクシーが廃止され、経済的負担が大きくなり社会参加の機会が少なくなると、介護タクシーの補助の拡充を求める陳情が提出されました。委員会の審議の大半は、現状では通院とリハビリについては利用補助券（予約・迎車・介護補助チケットで運賃の補助ではない）が付いているから、良しとするものでした。障害者の生活は、通院とリハビリが保障されていればよいのでしょうか？人間として、たまには買い物もしたい、映画も見たいは当然、外出の願いは障害者にとっては贅沢なことなのでしょうか？憲法２５条で保障された健康で文化的で最低限の生活は障害者には保障されないのでしょうか？
委員会でこの陳情は、わたくし以外すべての議員が反対し否決されました。残念でなりません。
２０１９年度の国の予算案は、軍事費を過去最高に引き上げる一方、社会保障費の自然増を大幅に削減するものです。４０歳から６４歳の介護保険料引き上げ、年金減額、低所得者の後期高齢者医療保険料の引き上げなど・・・。
自治体の役割は、区民の命と暮らしを守ることです。国の政治がひどい時だからこそ目黒区の役割が切実に求めらています。
２０１９年がスタートしました。子ども、お年寄り、障害者、誰もが安心して暮らせる区政に向け全力で頑張っていきます。今年もよろしくお願いします。
石 川 恭 子
消費税１０％引き上げ
小売３団体・見直し求め要望書提出
国は、来年１０月消費税を１０％に引き上げることを明らかにしました。
区内の商売をされている方から切実な声が寄せられます。「一生商売をやっていきたいと思っていたが、消費税１０％になればさらに大変」と今年で廃業の八百屋さん。「みりんは１０％、みりん風味は８％店内でも消費税が異なり大変、新しいレジを購入する」と酒屋さん。消費者だけではなく、商売をしている方からも反対や戸惑いの声が上がります。
こうした中、日本スーパーマーケット協会、日本チェーンストア協会、日本チェーンドラッグストア協会の小売業３団体は、年末に、消費税増税の際に景気対策として実施するキャッシュレス決済のポイント還元について「消費者利便と公平な競争の確保の観点から強い懸念がある」と、撤回を含めて見直しをするように、国に要望書を提出しました。軽減税率やポイント還元など複雑なやり方（表参照）皆さんはどう思いますか。社会保障財源は、消費税増税ではなく、大企業や大金持ちへの優遇税制を見直せば作ることができます。
……………………………………………………………………………………………………………………………………………
|
|
|
|
|
|
|
