石川恭子
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みなさんご存じですか? 教員の長時間過密労働《決算議会》
 
         みなさんご存じですか? 教員の長時間過密労働

                            ……… 決算議会 ………

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  教員の長時間過密労働は、待ったなしの問題です。私は、教員の長時間労働を改善するために、決算議会で取り上げました。
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【一日11時間の勤務時間】
 2016年文部科学省の調査では、教員の一日当たりの勤務時間は、小学校は11時間15分、中学校は11時間32分となっています。週20時間以上の超過勤務も明らかに。こうした勤務実態の下で、教員の精神疾患による病休者数は、2000年以降5000人前後の高止まりとなっています。
 東京都教職員組合の昨年の調査では、休憩時間が全くとれない理由としてゝ抃道間などに行われる会議や打ち合わせ教育委員会からの調査・報告8Φ翳鷙霆餃づ敍の地域行事の参加など…となっています。
 休憩時間や時間外の会議が恒常的に行われ、調査のための調査や必要以上の報告書によって、授業準備や教材研究が後回しになり家に持ち帰っている状況です。
「ゆとりを持って子どもたちと接したい」「せめて授業の準備だけでも勤務時間内に終わらせたい」「やりがいを持って人間らしく働きたい」切実な声となっています。

【教員の業務を軽減するために】
 教員の業務を軽減するために、補正予算でスクール・サポート・スタッフ事業が予算化されました。この事業は、教員が行っているテストの採点や印刷などの雑務を軽減するために、非正規の職員を配置するというもの。ところが予算額が少ないために、区内の全小・中学校が活用できていません。
 また配置する職員を、各学校独自で探さなければならず、手間がかかるため活用できないのです。
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 私は、スクール・サポート・スタッフ事業をより有効的に活用できるよう区が予算の上乗せをし、全校が活用できるようにすること。人材については、学校独自に任せることなく教育委員会も援助することを問いただしました。
 教育委員会は、スクール・サポート・スタッフ事業を全校で導入したい。人材については、ホームページなども活用し支援すると答弁。

【少人数学級の拡充を】
 教員がゆとりを持って子どもたちと正面を向き合い、教育できる環境をつくらなければなりません。しかし、スクール・サポート・スタッフの拡充だけでは解決しません。
 日本はOECD(経済協力開発機構)の34カ国の中で、子どもの教育予算が最も少ない国となっています。教育予算を増やし教員の増配置や、小学1年生でストップしている少人数学級を、他の学年に広げていくことです。
未来を担う子どもたちの教育は、教員がよりよい環境の下でこそ保障されるものです。

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■ビルの屋上に設置された航空機の騒音測定する機器
目黒の上空を低空飛行する計画は止めよ!
        
                   低空飛行の実地調査


 国土交通省は、オリンピックを口実に、羽田空港の国際便の増便を計画しています。都心の上空を低空飛行する計画で、目黒の上空はスカイツリーよりも低い500辰旅發気任后
 500メートルの高さは、飛行機の車輪を出す高さで、氷の落下が指摘されています。低空飛行によって、落下物や騒音など都民のいのちと暮らしが脅かされようとしています。
 先日、住民のみなさんと、羽田空港近くの城南島海浜公園、若洲海浜公園を視察し、低空飛行で離発着する様子を観察。数分おきに通過する飛行機に驚き、姿は見えなくても騒音が響く状況を実感してきました。
 
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さらに、江戸川区の「航空機の都心低空飛行に反対する江戸川区民の会」のみなさんと懇談。独自のパンフレットを作成し地域に配布したり、航空機騒音の調査を実施していました。懇談した施設の屋上には、区が設置した騒音を調査する機器が設置されていました。改めて、低空飛行の無謀な計画に怒りを感じました。

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