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子育て支援に逆行する 保育料の値上げ条例に反対《日本共産党区議団》
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子育て支援に逆行する 保育料の値上げ条例に反対
………《日本共産党区議団》………
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6月議会で、認可保育園などの保育料値上げ条例案が自民、公明、立憲・区民クラブ、維新などの賛成多数で可決しました。日本共産党と無会派の須藤議員が反対。議会最終日、日本共産党は反対討論を行いました。その一部を紹介します。
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【子育てにかかる経済的負担を軽減して!】
反対理由は、保護者の「子育てにかかる負担を軽減してほしい」という願いに逆行するからです。共産党区議団が行ったアンケート調査では「生活がローンで厳しくなり、共働きせざるをえない」「雇用体制が変わり契約社員になってしまい、妻も働かなければならない」など経済的理由で保育園に行かなければならない切実な実態が明らかに。 区は、保育園の保護者負担の割合が近隣区に比べて低いと言いますが、住宅ローンの返済や民間住宅の家賃が高いなど目黒区の条件を配慮すべきです。児童福祉法56条では、保育料について家計に与える影響を考慮し徴収するよう定められています。まず、子育て世代への家計の影響はないのか調査すべきではないでしょうか。
【受益者負担と言うけれど】
二つめの反対理由は、区が「保育園を利用する人と利用しない人の公平性の確保」という受益者負担の立場にたっていることです。
児童福祉法では、自治体は保育を必要とする乳幼児について、保育の実施義務を負っています。
保育料については、自治体は保護者から徴収することができますが、基本的には経費は国や自治体が負担すべきものです。保育園は、単なる託児所ではなく、保護者の就労を保障するとともに子どもの成長発達を保障する場です。単なる個人の受益ではなく、未来社会の担い手を育てる所です。「受益者負担」の考えを持ち込めば、際限ない保育料の負担を保護者に押しつけるものです。
【保護者への説明会もなく】
保育料の値上げ案については、保護者への説明会はありませんでした。区民から説明会を求める陳情が議会に提出されましたが否決されました。(共産党は賛成)かつて目黒区は、保育料の値上げに際しては、地域ごとに説明会が行なわれ、私も参加したのを覚えています。
区民に負担を課せる事については、丁寧な説明と意見徴収の場を設けるのが当たり前ではないでしょうか。子育て支援に逆行する保育料の値上げには反対です。
※反対討論の全文は区議団ホームページをご覧下さい。
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プール遊びが一番
保育園には園庭があるのが当たり前だった時代から、ないのが当たり前の現在。私が保育士の頃、暑い夏は砂場に水を入れパンツ一枚で泥遊びをするか、プール遊びが日課。夏の初め、プールの水に顔をつけるのがやっとの子が、夏の終わりには、数奪丱轡礇丱轡祓砲欧襪茲Δ砲覆襦水しぶきがかかるのが嫌でプールの隅っこにいた子が、終わる頃にはニコニコ水遊びができるようになる。ひと夏の子どもの大きな成長に圧倒された日々だった。
猛暑が続く中、マンションの中の保育園、園庭のない保育園では、プール遊びやどろんこ遊びができるのだろうか?心配です。社会の進歩と逆行し子どもの育つ環境、土や自然、広い空間等奪われていると思わずにはいられない。
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