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介護保険料の値上げ 基準月額5780円が6240円に
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介護保険料の値上げ 基準月額5780円が6240円に
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第7期(2018年〜2020年)の介護保険料案が明らかになりました。基準額は月額5780円から460円の値上げで6240円に。
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【年間5520円の負担増】
介護保険は2000年に導入され、40歳以上の人は全員加入します。40歳から64歳の介護保険料は、加入している医療保険の保険料と一緒に徴収されています。65歳以上の介護保険料は、住んでいる自治体(目黒区)が決定し3年ごとに見直しが行われます。
介護保険料は、所得によって異なり現在15段階に分かれ、6段階の基準額は月額5780円。これが改定によって460円の値上げとなり月額6240円になります。何と年間5520円の負担増です。
【15段階から17段階に】
区は値上げの理由を、第7期の総介護費用が第6期に比べ98億円増える見込みであることや、2018年度の介護報酬の改定(0.54%+)、三つの特別養護老人ホームの整備等をあげています。
さらに区は、保険料を引き下げるために9億4千万円の基金を活用し、保険料の引き上げ幅を抑制するために、所得の高い層に新たに16段階と17段階の2段階をもうけたとしています。
【低所得者に配慮と言うけれど】
低所得者に配慮したと言いますが、第5段階(本人の住民税が非課税世帯で、本人の合計所得金額+課税年金収入額が80万円以下)では、年間4692円の増。第8段階(本人の住民税が課税で、合計所得金額125万円以上200万円未満)では、年間6624円の負担増となります。年金が引き下げられている中で、保険料の引き上げは高齢者の暮らしに大きな負担を与えます。
日本共産党区議団は、この間介護の実態調査を行ってきましたが、その中でも「介護保険料が高くなんとかしてほしい」の声がたくさんありました。裏面に保険料の一覧を掲載しました。是非ご覧下さい。提案された保険料案は、定例会中に審議されます。
※みなさんの声をお寄せ下さい。
値上げする7期保険料と6期保険料
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