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バーカウンターや喫茶店もある 特別養護老人ホームを視察 《日本共産党区議団》
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バーカウンターや喫茶店もある
特別養護老人ホームを視察
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日本共産党区議団は、4月18日〜20日大阪淀川区の人権政策、豊中市の低空飛行の実態、阪神・淡路大震災時の状況と復興についてなど視察を行いました。視察を数回に分けて報告します。最初は、神戸市須磨区にある特別養護老人ホーム狄榾瓩らくえん瓩砲弔い董
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【入居者の人権をまもる施設づくり】
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■特養ホームの入口 |
須磨区にある特養ホーム狄榾瓩らくえん瓩蓮高台の上にある施設で、裏山には新緑の木々がしげり蛙が鳴く自然の豊かさが残る一方、すぐ隣には、新しいマンションが建っています。特養ホーム100名、ショートステイ20名、デイサービスなどの事業を実施しています。
特養ホームは、全室個室10室で1ユニット。ユニットごとの中心に食堂・皆が集える場があります。施設というよりは、普通の生活の場です。各フロアーには、たくさんの花々の植木があるコーナー(ベランダ)があり、この場所から周辺の景色が展望できる憩いの場となっています。一般的に特養ホームは、安全上利用者が勝手に外に行かないようフロアーごとに鍵をかけているところが多いのですが、ここはしていません。「万が一の場合は?」と訪ねると、職員の配置を多くし、職員の目で見ているとのこと。
【お酒もゆっくり飲める】
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■お酒が飲めるバーカウンター |
1階入り口には、喫茶コーナーが有り誰でも利用ができ、カレーが食べられます。その隣はギャラリーコーナで、誰でも借りて写真展など開くことができます。さらにその隣は、小さいホールでピアノが設置されミニコンサートや講演会などを開くことができます。そして私が、一番驚いたのは、お酒が飲めるバーカウンターの部屋があることでした。 外の景色が広く見渡せるおおきな窓、お酒が棚に並べられ、カウンターのいすはおしゃれな外国製。高齢者は車いすなどでいすに座ることはできないとのことですが、とても楽しんでいるといいます。
週に何回か開かれるバーは、地域のボランティアが担当しています。施設内には、家族が宿泊できる畳の部屋も用意。施設内のあちこちには花があり、絵画や器が飾られていました。温泉旅館に来たのではないかと勘違いしてしまうほどでした。
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この施設を運営する社会福祉法人きらくえんは、いくつもの特養ホームを運営しています。「なぜこんな施設が整備できるのか」と訪ねると、「15億円は借金で返済しなければならない。介護保険制度が導入する前は、補助金が多く建てることができたが、現在は少なく厳しい」との返答。この法人の理念は、狠楼茲涼罎念貎佑寮験莠圓箸靴討諒襪蕕靴鮹曚瓩修亮存修里燭瓩法⊃邑△鮗蕕蝓¬閏臈な運営をすると二つの柱を掲げています。この特養ホームを希望している待機者は、200名です。
すべての特養ホームが、こうした整った環境ではありません。終の棲家となる特養ホームは、一人一人の人権が最後まで保障される場であってほしいと願わずにはいられません。
介護保険法の改悪 利用料の負担3割へ
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4月18日、介護保険法等改悪案が衆議院本会議で自民、公明、維新各党の賛成で可決しました。31本の法律を束ね、高齢者のみならず障害児や障害者など多岐に影響が及ぶ法案を、わずか22時間の審議で打ち切り。一定所得(単身で年金収入など340万円以上)がある人の利用料の負担を、2割から3割に引き上げます。 前回の改悪(2015年)で2割負担に引き上げられた約45万人のうち12万人が対象。3割負担の引き上げは、利用者家族の生活を大きく圧迫するものです。 一昨年、2割負担になった時の高齢者の怒りの声、「介護が受けられなくなる」が忘れられません。
(介護保険改悪法の主なメニュー)
●給付抑制に拍車をかける自治体へのインセンティブ付与(財政優遇)
●介護医療院の創設で医療費削減
●「地域共生社会」の名でサービスを住民らへ犖代わり
●利用料の3割負担引き上げ
●介護保険料の計算に、「総報酬割り」を導入し国庫負担を削減
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