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これでは保険料が払えない! 国民健康保険料8371円大幅値上げ
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これでは保険料が払えない!
国民健康保険料8371円大幅値上げ
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国保運営協議会(国民健康保険協議会)が開かれ、新年度の国保料(国民健康保険料)が決定しました。運営協議会は、被保険者(区民)、医師、議員などで構成、私も参加しました。私以外、保険料についての質疑はなく、私を除く全員の賛成で大幅値上げの国保料が決定。
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【滞納世帯は1万2000世帯以上に】
国民健康保険の加入者は、個人商店、高齢者、非正規雇用者、失業者など所得の少ない人が多くしめています。4年間で働く人の収入が19万円減っている現状や、年金が減らされている中で、毎年のように値上げされる保険料は、払いたくても払えない滞納者を増やしています。
滞納世帯は、1万2108世帯。滞納のために正規の保険証がもらえず保険証が短期間になった短期証の人は1514人、保険証を取り上げられ資格証(病院の窓口では10割負担となります)となった人は205人です。こうした現状の中で、最高の値上げ幅8371円となり、年間保険料は13万8371円に。
【低所得者に重くのしかかる】
保険料は、所得の低い層に大きな負担となります。年金者65歳一人暮らしは5225円の値上げで、年間保険料は8万3921円に。ワーキングプアと呼ばれる年収200万円の一人世帯は、8195円の値上げで年間保険料は12万3427円になります。これでは、賃金の低い非正規雇用の若者たちは、国保に加入することさえできなくなります。
また、3人世帯(世帯主、妻、子ども)の年収200万円では、1万2815円の値上げで年間保険料は20万2727円です。
3人世帯の保険料を7年前と比較すると10万円以上の値上げとなります。こうした事態によって、誰もが安心して医療を受けられる皆保険制度が、大きく崩されようとしています。
【再来年も値上げ?】
保険料の値上げを押さえるために、区は今まで一般財源を繰り入れていました。ところが、国保の都道府県化に向けて一般財源の投入額を減らしているために、保険料が大幅に値上げとなっているのです。このままいけば、再来年度もさらに保険料の値上げとなります。
日本共産党は、これまでも保険料の値下げをさせるために、国や都にも交渉を行い、議会でも取り上げてきました。引き続きがんばります。
※国保運営協議会で決まった国保料は、生活福祉委員会での審議になります。
皆さん傍聴ください。!
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予算議会が始まります
●2月17日(金)…午後1時、区長所信表明、代表質問(私が行います)
●2月21日(火)…午後1時、一般質問(森区議が行います)
●2月24日(金)…午前10時、各常任委員会(条例審査)
●2月27日(月)…午前10時、各常任委員会(陳情審査)
●3月8日(水)〜16日(木)午前10時、予算特別委員会(土・日曜日を除く)
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