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目黒上空を低空飛行 危険な都心低空飛行計画は撤回を
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目黒上空を低空飛行
危険な都心低空飛行計画は撤回を
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国交省は、羽田空港の「機能強化」の下に羽田の国際便を増便する計画を明らかにしています。増便によって、目黒の上空を低空飛行するもので、区政ニュースでもお知らせしてきました。先日、三田地区の環境を守る会主催で、低空飛行問題について講演会があり参加しました。講師は、航空評論家の秀島一生さん、80名を超す参加者からは質問や怒りの声が上がりました。
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【スカイツリーよりも低く】
この計画では、夏の南風が吹いた午後3時から午後7時の間、目黒の三田地域など着陸する飛行ルートにあたるもので、その高さは500mから600mでスカイツリーの高さよりも低い低空飛行です。一時間に40数回飛行する計画。
低空飛行で着陸態勢に入っていく際、目黒区上空あたりで車輪が出されるということです。この時に、上空で凍った氷の塊や部品の一部が一緒に落ちることがあり、成田周辺では、10年間で120件あまりの落下物が確認されています。飛行機の部品が工場の屋根を突き破った写真を見ましたが、これが頭上に落ちてきたらと思うと恐ろしい限りです。
【海上ルートをくつがえし】
国交省は、大田区議会が決議した「安全と快適な生活を確保できない限り空港は撤去する」を受け、羽田空港を沖合に移転し、「飛行機は海からは入り海から出る」という原則を守ってきました。大田区議会の決議により、これまで都心上空を低空で飛行機が飛ぶことはありませんでした。
ところが新たな計画は、国交省が今まで守ってきたルールを自ら覆し、海上から市街地ルートに大きく転換するものです。こうしたやり方は、世界の飛行場の流れからも(危険な場所は避けて飛行する)大きく逸脱しているということです。
【命よりも経済効率優先の計画】
国は、2020年のオリンピックに向け、東京を世界一企業が活動しやすい都市にするためにといっています。国交省は、試算の根拠を明らかにすることなく、経済効果は年間3000億円といっていましたが、最近になって6500億円とも。しかしこのお金は、飛行ルートにある住民に還元されるものでもなく、どこかの企業が儲かるだけです。
国交省は、事故や騒音問題についても大丈夫だ安全などといっています。しかし、現状でも、規制緩和によって安全が十分担保されていません。たとえば羽田を出て離着陸を繰り返していれば羽田に帰ってくる飛行機であれば、その間点検をしなくてもいいことになっているとのことです。
効率優先のその実態を知ると不安は限りなく大きくなります。国交省は、命よりも経済効率優先の計画を撤回すべきです。区は国交省に対し区民に対する教室型の説明会を早急に開かせるべきです。
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■10月29日、低空飛行問題の講演会に参加するみなさん |
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「核兵器禁止条約」交渉開始決議を
123カ国が賛成 日本政府は反対!どうなっているの?
地球上には、1万5千発の核兵器があります。日本は世界で唯一の被爆国として、核兵器の禁止・廃絶は切実な願いであり、これは世界の世論になっています。 反核平和の大きな運動が広がる中で、先日、国連総会第一委員会は、牾吠軸鏘愡濔鯡鵑砲弔い童鮠弔垢觜駭△硫餤弔鰺菁から招集する瓩箸靴新莎聴討髻∋神123カ国で採択しました。「核兵器のない世界」へ国際社会が新たな到達を迎えたその瞬間、国連の議場は歓声に包まれたとのことです。 ところが日本の政府は、反対。核兵器を保有するアメリカの圧力に屈しアメリカとともに反対の立場。外務大臣は反対の理由を「核保有国と持たない国との対立が助長されるから」といっていますがとんでもないことです。日本政府の態度に、被爆者団体をはじめ多くの個人・団体から、世界の国から批判の声が上がっています。
目黒区の平和都市宣言では、猜刃揃法を擁護し核兵器のない平和都市であることを宣言する瓩箸靴討い泙后J刃妥垰埓觚清茲任△詭檄遒ら、日本政府の態度に抗議の声を上げていきましょう。
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