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緊急課題を横に置き 保険料の値上げなど負担増の押しつけ《決算区議会》
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緊急課題を横に置き
保険料の値上げなど負担増の押しつけ
………《決算区議会》………
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日本共産党区議団は、９月定例区議会で２０１５年度決算の認定に反対しました。反対の主な理由を述べます。
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【緊急財政対策後も区民に負担】
決算年の２０１５年は、アベノミクスと消費税増税によって、暮らしはよくなるどころか働く者の実質賃金は低下し、中小零細企業は経営悪化に拍車をかけ、社会保障改悪によって、格差と貧困は拡大しました。こうした下で、目黒区に求められていたのは、国の悪政に苦しむ区民を守ることでした。しかし、区民にサービスの削減と負担を強いる３年間の緊急財政対策終了後も、その姿勢は変わりませんでした。
【区民不在のＪＲ跡地売却】
認可保育園には入れない待機児解消と特養ホームの建設は、一刻も早く解決しなければならない喫緊の課題でした。当初子ども総合計画では、２０１４年度に待機児解消を掲げていましたが、解消どころか待機児はどんどん増加。２０１５年４月には認可保育園の整備計画の予定数さえできず、入園できなかった子どもは１０２２人、入園希望者の６割が入れないという異常事態に。待機児率は23区でワースト１になりました。区長は、保護者が合って声を聞いてほしいと求めても一切会うことはありませんでした。
特養ホームの建設は、15年間ゼロが続き、23区では目黒区だけという深刻な事態に。待機者は、一時１０００人近くにも上り、老老介護など大変な状況が広がりました。
共産党区議団が認可保育園・特養ホームの整備を求めるたびに、区は「土地の確保ができない」と言い続けながら、８５００�屬裡複卆彙呂魘杁涅眄�対策として売却しました。売却によって積み立て基金（貯金）を増やしたといっていますが、緊急課題を横に置き、財源確保を優先するやり方は区民不在そのものです。
【経済的な負担増】
この年介護保険料の値上げが行われ、引き上げ額は23区で３番目の８２０円。介護保険料基準額は月額５７８０円になりました。介護保険料を引き下げてほしいと署名が提出され、高齢者からは「年金引き下げの中で生活が厳しい」との声が上がる中での引き上げでした。
さらに国民健康保険料の値上げです。保険料は15年連続値上げとなり、８０１２円も値上げされました。 高い保険料は払いたくても払うことができず、滞納世帯は加入世帯の４分の１、１万２１８８世帯にも及び、区は２０５世帯から保険証を取り上げ10割負担の資格証を発行しました。
保険者である目黒区は、保険証の取り上げをすることなく、皆保険制度を守るために保険料の値下げをすべきでした。
※反対討論の詳細は、区議団ホームページをご覧ください。
四つの賃貸認可保育所を発表
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区は、四つの新たな賃貸物件による認可保育所の事業者を公表しました。
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●（仮称）にじいろ保育園自由が丘２丁目
・自由が丘２〜２３〜１２・１３号
・定員７９人、ゼロ歳９人、１歳１０人、２歳１２人、３歳１６人、４歳１６人、５歳 １６人
・事業者、株式会社サクセスアカデミー
・開設、２０１７年９月１日
●（仮称）めぐろさくらさくほいくえん
・目黒３〜６〜１９
・定員６０人、１歳１０人、２歳１２人、３歳１２人、４歳１３人、５歳１３人
・事業者、株式会社ブロッサム
・開設、２０１８年４月１日
●（仮称）アソシエ目黒３丁目保育園
・目黒３〜１１〜３
・定員６６人、ゼロ歳６人、１歳１２人、２歳１２人、３歳１２人、４歳１２人、５歳１２人
・事業者、株式会社アソシエ・インターナショナル
・開設、２０１８年４月１日
●（仮称）ポピンズナーサリースクール洗足
・洗足２〜２７〜１６
・定員５０人、ゼロ歳６人、１歳８人、２歳９人、３歳９人、４歳９人、５歳９人
・事業者、株式会社ポピンズ
・開設、２０１８年４月１日
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