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消費税増税と社会保障大改悪計画 増える負担と減る給付
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消費税増税と社会保障大改悪計画
増える負担と減る給付
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来年4月から、消費税が8%から10%に引き上げられようとしています。社会保障のためと言いながら、その一方で、首相が議長を務める経済財政諮問会議は、昨年12月社会保障を大改悪する“工程表”を明らかにしました。みなさんその中味をご存知ですか?増える負担と給付の削減です。
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【毎年4000億円自然増の削減】
安倍首相は「消費税増税分は社会保障に充てる」と、一昨年消費税を5%から8%に引き上げました。しかし実際には、過去3年間、社会保障の自然増を毎年3000億円〜5000億円を削減。消費税増税と社会保障削減が同時に進められてきました。安倍首相自身も、国会審議の中で、この事実を認めました。さらに、消費税10%の引き上げをしようとしていますが、食料品などの軽減税率を導入しても、1世帯当たり6万2千円の負担増が予想されています。消費税の引き上げは、低所得者ほど負担が重くなる逆進性が強まっていきます。
【どうなる?
医療・介護・年金】
経済財政会議が明らかにした“工程表”は、血も涙もない社会保障切捨て計画です。一部を紹介します。
(表参照)
◆医療では
すでに昨年成立した医療保険制度改悪法によって、入院費の負担増が4月から実施、1食260円を360円に。2018年4月からは、1食460円になります。また、紹介状を持たずに大病院を受診した患者から、初診時に5千円以上の徴収を義務付ける方針です。薬局でも買える医薬品は、患者負担を増やすことを提起。湿布、目薬、ビタミン剤、漢方薬など保険から外すよう求めています。
◆年金では
年金支給額を目減りさせる「マクロ経済スライド」を、さらに目減りさせる仕組みを強化しようと法案の提出のかまえ。年金支給開始年齢の65歳以上への再引き上げについても法案を考えています。
◆介護では
介護保険の利用料は1割でした。昨年8月から一定所得のある人は2割に倍加。今後、すべての人を2割にすることを狙っています。介護保険で、要支援に認定された人は、訪問介護とデイサービスが介護給付から外され、安上がりの自治体の事業に移されました。さらに要介護1,2の人も介護給付から外そうとしています。
【大企業減税・軍事費にメスを】
消費税の増税と社会保障の切り捨ては、国民に大きな負担を強い、所得の低い層は生きていくことさえ困難になります。時々、高齢者の方が「金のない人は、死ねということだね」と悲しそうに話しますが、指摘どおりの政治が進められているのです。
日本共産党は、「消費税にたよらない別の道」を提案。度重なる大企業に対する法人税減税3.5兆円、4年連続増加の軍事予算・来年度は初めて当初予算で5兆円突破ここにメスを入れ、さらに富裕層・大企業の優遇税制を是正すれば約20兆円の財源を確保することができます。
説明会に参加しましょう!新たな介護予防事業
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介護保険法の改悪によって、要支援1.2に認定された人が利用していた訪問介護・デイサービスは、4月から介護保険給付から除外され区の事業に移ります。サービスは良くなるのでしょうか?区が説明会を行います参加しましょう。
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●目黒エコプラザ 活動室(田道ふれあい館・高齢者センター)
・2月16日(火)14時〜15時
●青少年プラザ第2レクリエーションホール(中目黒住区・中目黒スクエア)
・2月20日(土)10時〜11時
●中央町社会教育館 レクリエーションホール(中央町さくらプラザ)
・2月23日(火)10時〜11時
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目黒区報は、一般の新聞を購読している家庭には折込みされますが、新聞を購読していないところには届きません。区施設や駅などに配布されていますが、取りに行けない人もいます。ご存知ですが、区に申し込めば、無料で毎回区報を配送してくれます。活用しましょう。
◆連絡先(5722)9621
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