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職員削減・民営化で 住民サービスは良くなるの？
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職員削減・民営化で 住民サービスは良くなるの？
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地方自治法改正など国の方針の下で、自治体業務の委託や民営化が広がり、その一方公務員の削減が進んでいます。こうした状況は、公共サービスの向上につながるのでしょうか。各地で起きてる自治体の様子を報告します。
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【体育施設での死亡事故】
２００６年ふじみ野市のプール死亡事故は、委託の中でおき真相がわかるほど驚きの出来事でした。安全教育が十分されていないアルバイトに任され、市の巡回も回数が減らされ安全を軽視した中での事故でした。その後も、出雲市の健康増進施設プールのＮＰＯ運営の中で死亡事故が起きるなど、尊い命が失われています。 目黒区でも同様に、区施設でのアーチェリーによる死亡事故が起きました。各地での事故は、経費削減を優先する中での業務の委託・民営化によって、安全管理が後景になってしまった結果ではないでしょうか。
【戸籍事務の外部委託で 個人情報は守られるか】
足立区では、戸籍事務を富士ゼロックスシステムサービスに外部委託をしました。公務員２２名を削減し役所の窓口には、民間職員６０人から７０人の交代となりました。多くは契約社員。区は「経費削減、サービス向上」と言っていたということですが、「今までなら５分で終わる手続きに３時間かかった」や「窓口職員は、きちんと対応できなかった」など住民からの苦情の声があがっているとのこと。さらに「プライバシーは大丈夫か？」の不安も出ているそうです。東京法務局が立ち入り調査を行い、戸籍届の受理などは公務員だけに許される「行政処分」として、委託職員が関わっていることに改善指示を出しました。
また豊島区や中野区などでは、国民健康保険の業務の一部を委託するなど住民サービスの業務委託が広がっています。
【目黒区でも役所の中で】
目黒区では、４月から住民票の写しなどの発送業務を民間事業者に委託しています。同じフロアーで、委託の職員と区の職員が働いていても直接業務のやり取りは法律上できません。（やり取りができるのは、業者と区の責任者のみ）室内は、パーテーションで仕切られています。個人情報の安全は確保されるのか？委託によってかえって仕事の流れが非効率になっているのではないか？
さらに、消費税増税によって、低所得者に対し臨時福祉給付金が支給されますが、この事業も民間に委託します。電話窓口のコールセンターと窓口業務に委託職員がつきます。税と関わる給付金ですが、議会での審議の中でも「個人情報は大丈夫なのか」と懸念する声がありました。
【自治体の空洞化へ】
経費削減の下で、学校や保育園の給食が委託され、区立保育園の民営化、さらには区立保育園を廃止し民間保育園に変えていくなど委託・民営化が進んでいます。自治体の仕事のありようが変わり、今後さらに自治体の本来業務の外部委託が進めば、業務が細分化され、公共性の高い税や社会保障などにもおよび、自治体の役割が後退し空洞化が進むのではないかと心配されます。それは、住民サービスの低下を招くものです。経費削減の下で、安易な委託や民営化はやめることです。
都営住宅の入居募集が始まります
●募集住宅の種類
�＼ぢ啗�け、１４５０戸 �⊆稠�ファミリー向け、６７５戸
�Ｂ浸卆ぢ啗�け、１０戸 �ぜ稠�ファミリー向け、５０戸
●申込用紙配布期間…５月７日（水）〜５月１５日（木）
●用紙の配布場所…庁舎一階ロビー、地区サービス事務所など
●申込方法など…５月１９日（月）まで郵便受付
問い合わせ…区役所３７１５−１１１１（住宅課）
★特養ホーム待機者アンケートにご協力ください！
区内の待機者約１０００人。家族介護の実態を教えてください。皆さんの声を集め、区に向けて「特養ホームの整備」を働きかけていきましょう。
連絡先…０８０−３４０８−００２７（石川）
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