石川恭子
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区政報告ニュース
子どもの権利を尊重し 健やかに育つ環境整備を!子ども総合計画改定に向けて
 
         子どもの権利を尊重し 健やかに育つ環境整備を!

            ………… 子ども総合計画改定に向けて …………

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………  新たな法律の下で、子ども・子育て支援制度が来年4月から実施されます。保育園や幼稚園、学童保育の在り方などに大きく影響します。こうした中で、目黒区子ども総合計画が改定されます。(子ども総合計画は、子どもの権利を尊重し子どもたちが生き生きと育つ環境をつくる計画)計画改定に当たり、区民の声を聴く意見聴取会が開かれました。
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 【死亡事故が増える中「保育の質の確保を」】
 学校PTA関係者、学童の父母、保育園園長、保育園父母、障がい児の保護者など様々な人が参加し発言。
 元保育士は、「昨年全国で保育園の死亡事故は19件、そのうち東京は5件。保育は、子どもの命を守ること。これから新制度の下で条例案をつくるが、目黒の保育の質を守ってほしい」と。私立保育園園長は「保育園は保護者の就労支援だけではない、保育園の役割を位置付けてほしい。園庭のない保育園が増える中、公園にいくつもの保育園が集中し、地域の子どもが遊べばないなど問題がある。遊ぶ場の確保を」など切実な声が上がりました。

 【 全ての障がい児に支援を】
 障がい児の保護者は「肢体不自由児は、区立すくすくのびのび園に通えず区外の療育園に。通園バスを利用できず自腹で通っている。すべての障がい児の支援を」、さらに「児童館での障がい児の受け入れ体制をつくってほしい」など、障がい児の置かれている現状や、障がい別によって異なる問題があるなど指摘する発言がありました。

 【犹劼匹眈鯲祗瓩魎靄椶法
目黒区は、2005年子ども条例を制定しました。 子ども条例は、子どもの最善の利益を保障するとした国連子ども権利条約を理念とし、子どもの権利を尊重し子どもが生き生きと成長できるまちづくりをするというもので、全国でも誇れる子どものための条例です。
 国の新たな子ども・子育て支援制度は、現行の公的保育制度を大きく後退させるもので、待機児の解消に向けた認可保育園の増設や保育の質が担保されるのかなど問題が指摘されています。
 子ども条例を生かし、すこやかに成長、発達できる、総合計画の改定を求めるものです。


      利用しましょう 風しん抗体検査・予防接種費用助成

一昨年から20歳から40歳の男性を中心に風しんが流行し、風しんによる子どもへの影響(先天性風しん症候群)が出ています。その影響を、防止するために、区は風しん抗体検査と予防接種の費用の助成をします。

●対象
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(1)女性…妊娠を希望している人
(2)男性…妊娠を希望している女性または 妊娠している女性と同居しているパートナー

●期間、料金など
・2014年4月1日〜2015年3月31日
・区内委託医療機関…無料

 ※詳細は、3715−1111保健予防課

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       保育園に入れた!

 3月、認可保育園に入れないお母さんから相談を受けました。
 認可外保育園に毎月10万円の保育料を支払い経済的に苦しいことや、認可外保育園では、他の子は月齢が小さく同年齢の子どもと過ごすことができないなど…。子どものためなら何でもやってあげたいと、お母さんの必死な思いが伝わってきました。
 お母さんは、役所に何度も足を運びました。そして4月中旬、区からハガキ。区立保育園に入ることができたと…。電話の声は喜びいっぱい!私も驚きと喜びです。しかし、まだ認可保育園に入れない子どもはたくさん…。
 認可保育園の増設が、切実に求められています。

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