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経費削減・民営化で 安全やサービスの質は保障されるのでしょうか?
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経費削減・民営化で
安全やサービスの質は保障されるのでしょうか?
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昨年末、9人が死亡した中央自動車道路・笹子トンネルの天井崩落事故。天井が落ちてくるなんて…驚いた方も多いのではないでしょうか。しんぶん赤旗の調査によると、旧道路公団が民営化する2005年までには、中日本管内の笹子と同型のトンネル19本の天井版を撤去していたということです。多くは開通から25年ほどで撤去しました。
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【経費削減で撤去はストップ】
ところが民営化後、中日本高速道路は天井版の撤去を一切実施していないことが明らかになりました。
残っているトンネルは、開通からいづれも35年以上経過しているとのこと。民営化後、撤去が進んでいない理由について、道路管理にかかわった関係者は「会社側は『危ない』という認識があるはず。しかし、工事費がかかりすぎるのと作業が大変なので、笹子は先延ばしに」と発言しています。
民営化直後の06年の中日本の経営計画には、保全などについて「02年度比3割コスト削減水準を維持しつつ、さらなる削減目指す」と明記。民営化の下で、安全軽視のコスト削減が行われていたことがわかります。
【進む民営化!】
現在、国をはじめ各自治体では、効率性の名の下で経費削減のための民営化がどんどん進み、目黒区でも同様で、指定管理者制度による公設民営化(保育園や特養ホーム、駐輪場など)や委託(学校や保育園の給食など)が広がっています。すべてを否定するものではありませんが、経費削減で安全や区民サービスの質がきちんと担保されているのかどうか。
昨年民営化された保育園では、半年余りで10名の職員が退職しましたが、子どもへの影響はどうだったのか懸念されます。
【行革計画では…】
区の行革計画(2012年度〜2014年度)では、緊急財政対策として常勤職員の削減を明らかにし、民間活力を積極的に取り組み、計画的に職員の削減を進めるとしています。さらに福祉や技能系の職員は、原則退職不補充とすると…。
職員削減や経費削減による民営化で、自治体の役割である「住民の福祉の増進」は担保できるのでしょうか。経費削減の実態を目先にとらわれることなく、きちんと見ていくことが必要です。皆さんはどのように思いますか。
日本の働く女性の厳しい実態…OECDが指摘
男女の給与格差4割!
昨年末OECD(経済協力開発機構)は、日本の上場企業内の役員のうち、女性の占める割合はわずか5%で、OECD加盟国で最も低いレベルであることが明らかに。さらに男女の給与格差は40歳以上では40%もあることがわかりました。日本の女性は、多くが出産後に退職することが多く、常勤として復帰を望んでも困難な状況が多いと分析。加えて日本は、女性が低賃金で非常勤の職に追いやられてしまうことが多いと指摘しています。さらに、育児休暇を取ることにも消極的で、長時間労働で、夫の家事分担もまれと…。
この報告を聞いて、あらためて日本の働く女性の厳しい実態に唖然とした人は多いのではないでしょうか。かくいう私もですが…。
労働条件がきちんと保障され、仕事が評価される社会にと切実に思います。
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……… ご存知ですか 給食の放射性物質検査を行っています ………
区は昨年10月より、区立小・中学校の給食の使用前食材と、保育園・幼稚園の調理済み給食および給食食材の放射性物質の検査を行い、結果を公表しています。区のホームページです。ぜひご覧ください。見ることができない方は連絡ください。資料をお届けします。
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