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大きな負担・区施設の使用料値上げ案 区民意見は短期間8月20日まで
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大きな負担・区施設の使用料値上げ案
区民意見は短期間8月20日まで
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7月26日目黒区は、区民に大きな負担を強いる区施設の使用料値上げ案「公の施設使用料の見直し方針(改定案)」を発表。特別委員会で2時間余りの審議が行われましたが、住民の声をきちんと反映させることなく短期間で推し進めようとする区の姿勢が明らかになりました。
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【公平性という名の下での値上げ】
目黒区は、施設利用者から施設の維持管理経費の16.4%(約4億円)を使用料として徴収し、16.4%以外の経費は一般財源を充ててきたとしています。受益者負担と施設を利用していない人との公平性を考えれば、使用料のさらなる値上げ、維持管理経費の負担割合を引き上げるのだと答弁。そして、一般財源が浮いた部分については、他の施策に活用ができるとしていますが、区は何に活用するかは示していません。
【受益者負担を原則とし】
区は、使用料の算定方式の基本的な考え方として2点をあげ、その中で受益者負担の原則から負担の割合は100%を基本に50%、25%、0%としています。 [表参照]
【夜間会議室2400円が3300円に】
具体的に示された新たな料金は、上目黒住区センター47人収容の第1会議室(一般)では、(午前1200円が1600円、午後2000円が2800円、夜間2400円が3300円)に。中小企業センター48人収容の第1集会室では、(午前3000円が3100円、午後5100円が5300円、夜間4600円が6300円)等夜間の大幅な値上げがわかります。
区は当初行革計画・使用料の値上げで5000万円確保できるとしていましたが、今回の値上げ案で、来年2013年度には1億円、2014年に1億2000万円、2015年に1億3000万円と大幅に確保できることを明らかにしました。
区は、今まで区民の経済状況を踏まえ値上げを行わなかったと言ってきました。それであるなら、区民のさらなる厳しい状況をきちんと配慮すべきです。
【住民参加を保障せよ】
今後の予定は、区のホームページや8月5日の区報で明らかにした後、区民意見を8月20日までに募集するとしています。夏休みやお盆休みを挟んだ1カ月にも満たない短い期間で意見を募集。その3日後、8月23日には「改定案」ではなく「見直し方針」として議会に報告され、9月議会で条例改正を行おうとしています。住民参加を言っている目黒区であるなら、区施設を利用する区民の声をきちんと聴く期間を保障すべきです。委員会の質疑の中で、区は「可能な限り利用団体に対応していきたい」と答えました。
皆さん、区民意見を上げていきましょう。区に対し、説明会の場を要請していきましょう。
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