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宮城県気仙沼・女川町で支援活動 皆さんからいただいた支援物資・野菜を持って
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宮城県気仙沼・女川町で支援活動
皆さんからいただいた支援物資・野菜を持って
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…………………………………………………………………………………………………………………………………………… 日本共産党目黒区議団は、７月３０日から８月１日の３日間、震災被災地宮城県気仙沼市・女川町で支援活動を行いました。区議団主催で参加者を募集し、２０代から６０代総勢２７名。多くの皆さんからいただいた支援物資と、集めた募金で購入した野菜を持ってのボランティア。その活動内容を報告します。
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| ■支援物資を並べ被災者の方々を待つ |
【仮設住宅に入れても・・・】
出発は、２９日の夜中。車４台に分乗、そのうち１台はトラックで支援物資をぎゅうぎゅうと積み込み出かけました。
気仙沼・女川でも仮設住宅の集会場を借りて、キュウリ、ナスなどの野菜と米を小分けした袋と支援物資の布団・タオル・衣類・日用雑貨・紙おむつなどを一面に広げ、必要な方に配布しました。会場には、始まる前から多くの人が待っている状態。
仮設住宅は、高台の平地に設置され四畳半二間。室内には、冷蔵庫、洗濯機、クーラーは設置されていますがとにかく狭い。住んでいた地域ごとに１カ所の仮設住宅に入れたところがある一方で、抽選で入り隣同士のつながりがないという仮設住宅もありました。
【「お金がない」「風呂があっても入れない」】
仮設住宅に入っている方たちの切実な声。夫婦で入居している方は「風呂があってもガス代がかかるので、シャワーですましている」また別な方は「クーラーがあっても、電気代が高くクーラーを使えない」支援物資の食器を選んでいた婦人は「大きなお皿が欲しく
ても、収納場所がない。収納するためには食器棚を自分で買わなければならい」と…。 高齢者は「交通の便がなく（１日１回のバス）病院にいくのが大変」と訴えていました。うねうねとくねった道の高台にある仮設住宅は、車がなければ移動できない状態です。
地元の共産党議員の話では「交通の便は悪くても食料品の販売車は来る。しかし車は来ても、お金がない。お金がなければ物を買えない」深刻な実態を教えてくれました。
プライバシーが確保される仮設住宅ですが、自分で食材を購入し食事を作り、光熱水費も支払わなければなりません。たくさんの金が必要です。そして、この仮設住宅も２年間で出なければなりません。
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| ■女川原発１・２・３号機 |
【紙一重だった女川原発】
地元の共産党議員から女川原子力発電所の話を聞きました。敷地高さ１４．８�辰旅發気砲△辰晋業�は、今回の震災で１３�辰猟吐箸暴韻錣譴燭箸里海函Ｊ‥膰業�事故までにはいたらなかったものの、原子炉建屋地下には１９００トンの海水が入り外部電源５系統のうち四つがダメに。一つが生き残ったおかげで、福島原発のようにはならなかったのは、まさに紙一重状態とのことでした。
議員の案内でボランティア参加者は、女川原発を近くの漁港から見学。漁港周辺は、津波で民宿や住宅が崩壊。住人の人影は全くありませんでした。女川原発では、津波に対する新たな防潮堤を作る計画とのことです。しかし、防潮堤を造るだけでは、原発の問題は解決しません。原発を目の前にして、あらためて安全神話の下で原発を造り続けてきた政府と電力会社に怒りを覚えました。
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| ■支援物資を車から降ろしうち合わせ |
気仙沼・女川での２日間、夜中に余震がありました。１日目は、揺れがひどく２階建ての建物が倒壊するのではないかと布団の上で起きていました。地元の方は、こんなことは日常だと教えてくれましたが、不安な日々を過ごす被災者の生活を実感しました。今回支
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| ■地盤沈下で海水が引かない街 |
援活動に参加し、ボランティア活動は重要ですが、それ以前に政治が復旧復興に力を発揮しなければならないことを痛感。地盤沈下した地域は、ボランティアではどうすることもできません。安心して過ごせる仮設住宅を多く造ることはボランティアには、どうすることもできません。被災者・被災地の視点に立った対策が、切実に政治に求められています。
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