石川恭子
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ランドセルひろばの事故から見える 区立施設の安全管理について《区議会一般質問》
 
    ランドセルひろばの事故から見える

                      区立施設の安全管理について


                   ………《区議会一般質問》………

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  教育委員会の放課後フリー事業として実施しているランドセルひろばで、事故が起きました。教育委員会は、いっさいの責任がないとして、遊んでいた者同士の自己責任としました。私は、この事故から区立施設の安全管理について、一般質問で取り上げました。
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 【放課後の安全・安心な遊び場として】
 ランドセルひろばは、子どもの放課後の安全・安心な居場所を確保するとともに、様々な体験の場を提供し、自立性などを育てていくことを目的としています。
 連絡表の提出のあった子どもは、学校終了後、ランドセルを校庭に置き校庭で遊びます。ひろばの運営は、管理運営委員が行い管理運営委員は学校長が地域の中から選び、教育委員会が委嘱。

 【タイヤが滑り落ち…】
 事故は、小学1年生が砂場のシートを押さえるためのタイヤをすべり台の上に運び、そのタイヤをおろすとき手から放れ、1人の子の歯が折れるというもの。管理運営委員は、他の仕事をしていて事故は見ていなかったとのことです。
 教育委員会は、当事者間の自己責任としました。その結果、当事者間で賠償問題が起こりました。

 【自己責任で片付けられるのか】
 子どもの遊び場は、想定される危険を取り除き安全でなければなりません。しかし、大人の想像もつかない行動を取るのが子どもです。事故の想定も検討しておかなければなりません。
 周辺の世田谷、品川、渋谷区では、同様の遊びの場では、万が一を考え子ども一人一人に保険の加入が行われています。
ところが、目黒区は保険の加入なし。さらに他区では、ひろばの役割から教員や保育士の資格を持った人が管理運営に当たっています。
 タイヤは、すでに日常的に遊びに使われ、高学年はすべり台の上に持っていき遊んでいました。私は、こうした状況から教育委員会は、当事者間の自己責任にすることなく、補償をすべきであると質問しました。

 【管理に問題があれば対応】
 教育長は、今後現場の事実関係を確認し、瑕疵(かし)があれば対応すると答弁。一般質問後、「事故処理会議」を設置し審議することが決まりました。
 そもそも、私がこの事故を知ったのは、保護者からの相談でした。自己責任と言われ高額な賠償を負担しなければならない不安を訴えていました。私は、この事故を調べていく中で、教育委員会の安易なランドセルひろば設置の実態を知りました。安全・安心のための施設の管理運営が問われます。
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※そのほか、「安心して介護を受けられるために、区独自のホームヘルプ制度を創設すること」「昨夏、猛暑による熱中症で亡くなる方も多数出ました。
 所得の低い世帯へのクーラー設置の助成を行うこと」など、一般質問しました。

★全文は、ホームページ に掲載。


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    日曜日の朝に

 日曜日の朝、区政ニュースを地域に配布していました。目の前に、そろりと走っている少々古いワゴン車が止まりました。車内は、紙おむつがいっぱい。すき間なく、窓ガラスにぴったりとくっつき、縦横斜めと押し込まれています。一体これは何?しばらく見ていると女性が車から降り、台車をおろし、紙おむつを台車に乗せ、伝票を見ながら各家に配達。大人の紙おむつの宅配業者でした。それにしても、車をずーっと駐車し、たくさんの隣近所に配達。「ここにも、あそこにも介護者がいるんだ」と、余りの多さにびっくり!
 今朝のテレビでは、高齢者の6.4人に1人は介護認定を受けていると報道。しんぶん赤旗では、2012年の介護保険の改定では、さらに利用者の負担を強いる内容が明らかに。家族介護を支えると10年前に導入した介護保険が、大きな曲がり角に来ています。

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