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特別養護老人ホーム整備の延期 箱根保養所の廃止など 36事業の見直しを発表
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特別養護老人ホーム整備の延期 箱根保養所の廃止など
36事業の見直しを発表
………《区の緊急財政対策本部》………
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区は、98億円の歳入のマイナスなど厳しい財政状況を改善するために、区長を本部長として緊急財政対策本部を設置。9日、対策本部は36事業の廃止・延期・縮小を発表しました。
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【廃止2、延期12、縮小21、改善1】
区は、区民への影響度や緊急度から検討し、事業ごとに、廃止・休止・延期・縮小・改善・継続の評価を行い施策の優先性を判断し36事業を決めたということです。
36事業の中には、区民の暮らしに関わる重要な内容が含まれています。いくつかの事業を紹介します。
●東山小学校の改築・大規模改修を、2011年から2年間延期。
●介護を支えるための地域密着型サービス基盤の整備支援を、計画の50%縮小
●区立第4特別養護老人ホームの整備を、2年間延期。
●箱根保養所を2011年度末をもって廃止。
●敬老のつどいの予算規模の縮小。
●奨学資金貸し付けの貸し付け基準などの見直し(改善)検討。
●中堅ファミリー世帯住み替え家賃助成の縮小。2011年4月以降の新規募集を、3分の1に減らす。
●環境保全行動の推進事業を縮小。環境審議会などの運営に関することは継続するが、他の事業については見直し縮小。
●地域温暖化対策実行計画の縮小。
●図書館の図書・雑誌など20%の縮小。
●各課で行われている啓発事業・講座・講演会など縮小。2011年度から休止や予算規模の2分の1程度の縮小。
●人件費補助をのぞく団体補助金の縮小。各課で検証し、2011年度から可能なものは見直し。今後、廃止・廃止を検討。など
【住民説明会の開催を!】
区は、36事業の見直しについては、11月15日の区報やホームページで区民に知らせるとし、また各所管が、区民・関係団体に説明するとしています。
「所管で説明するとは、具体的にどういうことか」と質問すると、関係団体があれば出向いていくが、基本的には役所の窓口に来た人に関連すればそのときに説明するというもの。これでは、説明とは言えません。区としての説明会の開催と、区民の意見募集を行うべきです。
若者の就労支援 足立区の取り組み
学校を卒業しても就職できない。若者の雇用が深刻な事態になっていますが、足立区では、独自に若者の就労支援を行い注目されています。
2006年4月、「あだち若者サポートステーション」(通称・サポステ)を設立。様々な事情で働いていない若者、15歳から39歳を対象。実際に企業の現場で働く実践的な就労訓練の「仕事道場」、面接対策講座などの「就活セミナー」等々、利用者の状況・要望に会わせた様々なプログラムを用意しています。
「サポステ」は、月曜から土曜日(午前11時から午後7時)無料で相談に応じます。専従の職員は9人で、臨床心理士やキャリアカウンセラーも。来所者はすでに開所から、2万5千人(1日平均21人)。就労、就学、より適した支援機関への誘導が行われています。
ここには、他区からも若者が参加しているとのこと。以前、私は、足立区の取り組みを視察しましたが、当時以上に支援が充実していることを知りビックリ!大いに学びたいと思います。
来年4月からの保育園(区立・私立)入園申し込みが始まっています
●申込み締め切り日…1次選考分2011年11月11日(火)
●詳細は…(5722)9868 保育課入園相談係
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