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地域活動登録団体の見直し 住民説明会で質問続出
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地域活動登録団体の見直し 住民説明会で質問続出
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10月20日、地域活動登録団体の見直しについての説明会が開かれました。(地域登録団体見直しについては、以前区政報告でお知らせ)区は、当初説明会を行わないとしていましたが「開催すべき」の声が広がり開かれました。30名を越す住民が参加し、質問や意見が続出しました。
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【公益団体と連携・協力できる団体】
住区会議室を利用するために、団体登録している方も多いと思います。登録団体には、地域活動登録団体、社会教育登録団体、一般団体の3つがあります。このうち地域活動登録団体を見直すというもの。
見直しの理由は、●趣味や自己実現型の地域活動登録団体が増え、地域の公益的活動団体が会議室を利用しづらくなった、●地域活動登録団体の地域活動の協力が得られないなどです。
そして新たな地域活動登録団体は、情報を公開し、地域の公益的な団体と連携・協力できる団体に限定するというもの。
【そもそも、公益団体とは?】
参加者からは「公益的な団体を、どうして決めたのか?」「公益的な団体の一覧を見せてほしい」「公益的な団体に協力しないと、なぜ地域活動団体として扱わないのか?」「今まで、公益的な団体から協力してくれと言われなかった。協力しなかったらどうなるのか?」など、率直な質問・疑問が続出。
区の答弁は、「公益団体とは、施設の使用料が減免になっている団体で36団体。住区住民会議や町会など」しかしこの説明では、住民の質問にきちんと答えていません。
さらに「地域活動団体と決定するのは誰か?」「労働組合や趣味の団体はどうなるのか?」「住区住民会議の下請けにならないとダメなのか?」などの声。
区は「団体の名前だけでは判断しない。地域登録団体と決定するのは、地区サービス事務所。地域に関わって貢献する団体を優遇する」と答えました。
【住民の声に耳を傾け検討を】
住民の質問に答えれば答えるほど、今回の見直しの中身の曖昧さを感じるものでした。
住民からは、「問題がある団体に対して区としてきちんと対処せず、こうした形で見直しするのは問題ではないか」の発言がありましたが、もっともな意見だと思います。「見直しを、のばしてほしい」の声が出されましたが、「区として基本的な方針は変わらず、運用面で様々なことは検討していく」と。
来年1月から登録する団体から新しい登録制度が適用されますが、住民の声に耳を傾け、区は再度検討すべきです。
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屋上公園「なんばパークス」を視察(大阪)
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■「なんばパークス」の資料より転載、上空から 見た様子。
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大都会のビルの真ん中に、屋上公園「なんばパークス」があります。大阪球場後に整備され、面積は、約11,500平方メートル。高木700本、中低木・草花490種。目の前には高層ビル、その中に階段状に植えられた樹木と草花。ただただ驚くばかり。温暖化とヒートアイランド化が指摘される中での取り組みです。目黒区でも大橋ジャンクションの上に、屋上公園が整備されますが、ぜひ参考にしたいと見てきました。
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■ビルの9階にある貸し菜園。大根や白菜を栽培。
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