 |
|
|
 |
区民に新たな負担 施設使用料の見直し案
|
区民に新たな負担 施設使用料の見直し案
…………………………………………………………………………………………………………………………………………
住区センターの会議室など、区の施設使用料の見直し案が明らかになりました。使用料値上げによる新たな負担が、区民にかけられようとしています。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………
【公正と受益者負担の下で】
区の施設使用料は、１９９８年に改定。その後、物価の動向や区民の暮らしなどの状況から、施設使用料の値上げは行ってきませんでした。
ところが、住民間の負担の公正・受益者負担の名の下で、使用料の引き上げをするというものです。
【午前・午後の使用料の値上げ】
施設の使用料金は、現在、「午前・午後・夜間」となっています。その割合は「１：１．２５：１．５」。これを「１：１：１」に、改定するというものです。夜間料金は引き下げられるものの、午前・午後の料金は値上げとなります。
高齢者が多い団体の方からは「年齢が高い私たちは、夜の施設利用は難しい」「年金ぐらしの中で、使用料の値上げは負担だ。これでは住民の活動が縮小してしまう」の声があがっています。
【区民・利用者への説明を】
昨年、各地域で行われた区長との懇談の場では、区の実施計画改定素案などについて区民に報告はあったものの、施設使用料の見直しについて説明は全くありませんでした。
懇談に参加した方からは「施設使用料について何も報告がなく、質問していいのか分からなかった」の声が。区は、区民・利用者に対しきちんとした説明の場を設けるべきです。住民のための区の施設は、値上げをすべきではありません。 区は今後、見直し案を見直し方針と決定し、９月議会で条例改正を行おうとしています。「値上げは止めよ」の声を上げていきましょう。
こんな審議でいいのでしょうか？
国民健康保険料値上げ
前々号でも、お知らせしましたが２３区の区長会は国民健康保険料の値上げを申し合わせしました。
決定は、各自治体で行いますが、先日、保険料改定について国民健康保険運営協議会が開かれました。
運営協議会は、被保険者代表（区民）、療養担当者代表（医師、歯科医など）、公益代表（区議、都議、学識経験者）で構成。会議は、区の担当者から値上げについての説明があった後、審議に入り採決をします。
しかし、審議に入ったものの質問するのは共産党の区議だけ。そのあと、全く発言もなく即決議。あーーーー（私のため息）
保険料は、毎年のように値上げされてきましたが、今回の値上げはかってない大幅な値上げ６２２３円！
傍聴者は、私ただ１人。こんな審議で決定が決まっていいの？
賛成・反対の立場が違っていても、「何か」発言はないのでしょうか？
ムムム・・・・（やるせなさ）
雇用や経済悪化の下で、区民のくらしはますます苦しく、保険料を払いたくても払えない世帯が広がっています。
目黒区では、国民健康保険世帯は７４，８５７。その約１８％が滞納世帯になっています。保険料の引き上げは滞納世帯を拡大し、医療にかかることができない人を生み出していきます。命と健康が脅かされる事態です。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………
|
|
|
|
|
|
|
