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新介護認定方式で 必要な介護が受けられない！
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新介護認定方式で 必要な介護が受けられない！
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４月から、介護保険が改定されます。介護報酬が３％引き上げられ、介護労働者の賃金が２万円あがり、劣悪な介護の現場が改善されると宣伝されていましたが、改善されるどころか深刻な事態になることが明らかになっています。私は、この問題について３月議会でとりあげました。
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【１万円を超す保険料負担】
改定介護保険は二つの問題があります。一つは、保険料の負担増です。
今回の改定によって保険点数が引き上げられ、さらに点数単価もあがります。 しかし介護利用限度の設定が従来と変わらないために、同じ介護サービスをうけても利用料が上がります。
また、限度設定を超せば全額自己負担となります。区内の要介護４の方のケースを試算したら、１万２０００円以上の自己負担増となりました。財政的な負担を減らすために、介護サービスを減らせば、おむつ交換さえまともにできなくなり、人間として当たり前の生活が維持できない事態に。
【特養ホームの入所資格がなくなる？】
二つ目は、新要介護認定方式の導入です。介護を受けるには、まず介護認定を受けなければなりません。
認定によって介護度が決まり、受けられるサービスの量が決定します。ところが、４月から始まる新方式は、利用者から聞き取る調査項目を減らすなどし、身体状況がきちんと反映されません。そのため今までと状況は変わらないのに介護度が下がるのです。
厚労省の調査では、介護を受ける人全体の２０％が下がるとなっています。介護度が下がれば、介護サービス量も減らされます。特養ホームでは、介護度が下がれば入所資格を失うケースもあり、施設を出なければなりません。
また介護度が下がれば、施設への収入が減り経営も大変になってしまいます。
【「何とかしてほしい」「実態調査を」の声】
改定介護保険について、区内の事業者に尋ねると「介護改定、何とかしてほしい」「区内の実態を調査してほしい」と切実な声が…。
こうした事態の責任の大本は、国にあります。介護保険導入前、国庫負担は５０％でしたが、２５％に引き下げさらに「三位一体改革」で２２．８％しました。社会保障予算が減らされ、その負担が国民に強いられているのです。
私は、国庫負担を引き上げ、誰もが安心して介護が受けられるよう、目黒区として国に対し働きかけること、区として実態を調査すること、区独自の支援を行うことなど質問しました。
これに対し区は、必要があれば国に対して声を上げていく、今後の状況を見て、また区民の声を聞いて検討すると答えました。
※皆さんの周りの介護の状況をお知らせ下さい。
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中目黒川合流地点の遊び場を整備
中目黒駅前の再開発が進められています。これに伴って、目黒川合流地点の整備を行います。合流地点は、目黒川と蛇崩川の合流点で豪雨などによって、水量が増したとき、水があがる場所となっています。
しかし、日常的には、こどもの遊び場として開放しています。現在建設中の開発ビルの中に保育園が整備されますが、この保育園は園庭がないので、合流地点が遊び場として利用することが予想されます。子どもたちの遊び場として、どのように整備するのか、地域の皆さんと区の話し合いに参加しました。
※河川の合流地点のため制約があり、固定遊具やトイレを設置することができません。子どものたちのためにも、近くにトイレがほしいのですが…。
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