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区民のくらしが厳しい中で 学校給食費2年連続値上げ
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区民のくらしが厳しい中で 学校給食費2年連続値上げ
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5日の文教委員会で、来年度の小学校・中学校の学校給食費の値上げを明らかにしました。2年連続の値上げは、現状では23区の中で目黒区だけとなっています。
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【保護者の一番の悩み 子育てにお金がかかる】
日本は、世界の中でもっとも教育費のかかる国と言われています。これを裏付けるように、目黒区が行った調査でも、子育て中の保護者の一番の悩みは"子育てにお金がかかる"となっています。
公立小学校、中学校でも、学校給食費をはじめ、教材費、遠足代、修学旅行代、体操着、さらに中学校の制服代、鞄・靴、部活代、卒業アルバム代など保護者の負担となります。
加えて、昨年からの景気悪化は、給与の引き下げ、リストラなどで家計収入をへらし、保護者の費用負担はさらに重くなっています。
こうした状況の下での給食費の値上げです。
【1食、9円から11円の値上げ】
今年度の給食費については、牛乳の値上がりや食材の値上げで1食3円の値上げをしました。
そして来年度については、さらなる牛乳の値上げと食
の安全性やおいしい給食を維持するためとし、区で負担する特別給食費(行事などの時の)小学校7.41円、中学校9.76円を差し引いて、給食費とするとしています。
【給食費の値上げ中止の自治体も】
荒川区では、小学校・中学校の給食費について、昨年4月1食3円から4円の値上げをしましたが、昨年10月家計を支援する目的で、値上げ分を相殺する補正予算を可決し、08年の値上げ分を今年3月分の給食費徴収の祭に差し引いて徴収することになりました。
東久留米市では、今年1月から小学校の給食費の値上げを通知していましたが、昨年の定例議会で「保護者の負担軽減を実施、給食費の値上げ中止の通知を行う」と説明しました。
また、板橋区や世田谷区では、09年度食材費を支援する方針を打ち出しました。
学校給食法に定めた「食材は保護者が負担」と言う考え方がありますが、食材費を支援し保護者の給食費を負担軽減する自治体がでてきています。目黒区でも、同様の対策が求められます。給食費の値上げを中止すべきです。
ご存知ですか?「子育て応援特別手当」が支給されます
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「子育て応援特別手当」は、定額給付金と同様に政府の「生活対策」に盛り込まれたもので、多子世帯の幼児教育期の負担を軽減するというものです。
第2子以降、3歳、4歳、5歳の子どもが対象。1人3万6000円で世帯主に支給されます。1回限りです。
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※4月に申請書が送付されます。
※第1子が3歳、4歳、5歳でも対象になりません。(対象は第2子以降)
※詳細は・・・(3715)1111(子育て支援課手当・医療係)
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