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どの子にもゆきとどいた教育を 東京でも３０人学級の実現を！
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どの子にもゆきとどいた教育を
東京でも３０人学級の実現を！
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３０人学級を実現してほしい"東京の保護者の切実な願いです。３０人学級を実現させようと東京都知事にあての署名が区内で取り組まれています。
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【全国で取り組まれている少人数学級】
国の制度では、小学・中学校の１クラスは４０人学級（４１人を超えたら二つに分ける）です。
しかし東京を除く各道府県では、クラスの人数を減らしゆきとどいた教育をと、独自にお金を出し３０人学級などの少人数学級を実施しています。たとえば
●千葉県では小学２年生までは、３６人学級で小学３年生からは３８人。
●愛知県では小学１年生は３５人学級。名古屋は３０人。
●大阪府では小学１年から２年生まで３５人学級。
●山口県では、小・中学校すべてで３５人学級。
【「効果があった」とアンケート結果】
鳥取県の教育委員会が、３０人学級のアンケートを行いました。教員・保護者の九割以上が「３０人学級の効果があった」返答。教師からは「音読・英語の会話活動など表現活動の場が増えた」などや、保護者からは「子どもの生活が落ち着いている」「子どもの学力が向上していることがテストの結果や通知表からわかった」の声があがっています。
また奈良市教育委員会の３０人学級指導法報告書では、校長先生の「毎日の授業や生活に子ども１人１人に目がとどき、教育の効果が大きい。・・・１人１人の個別指導ができるところがよい」の声があがっています。
【世界の流れは少人数】
諸外国の学級編成基準を見てみると、学力が世界一と言われるフィンランドは２４人が上限。イギリスの初等学校１・２年生は３０人が上限で、ドイツは１８人から３０人、カナダは初等教育は２４人、イタリアは２５人が上限です。 先進諸国では、少人数学級があたりまえとなっています。
【３０人学級が実現すれば、目黒区の学校は】
《Ａ小学校では》
●現在２年生、３８人、３８人、３７人の３クラスが・・２９人、２８人、２８人、２８人の４学級になります。
《Ｂ小学校では》
●現在１年生、３９人、３８人、３８人、３８人の４クラスが・・２６人、２６人、２６人、２５人、２５人の６学級になります。
区内の学校ではすでに、３０人前後の学級がある一方、４０人学級、４０人に近い３８人、３９人の学級も数多く残されています。 区教育委員会は「東京都が３０人学級を実施すれば実施する」と言う姿勢ですが、一人一人を大切にする３０人学級（少人数学級）実現に向け声を上げていきましょう。
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子どもたちはいま…
養護施設は保護者の死亡や家庭の崩壊などによって家庭で過ごすことのできない１８歳未満の子どもが暮らす施設です。その養護施設の実態をテレビで取り上げていました。
子どもへの虐待が増え、養護施設で占める割合も大きく満杯状態。養護施設に入ることさえできない子どもが、児童相談所の一時保護にたくさんいるとのこと。一時保護では虐待する保護者から逃れるために子どもたちは原則外出禁止、学校には登校できません。そのため一時保護は原則２カ月間まで。ところが行くところのない子が７カ月、８カ月、１年以上になっていると。その子どもたちのアンケートが紹介されていました。
「ストレスがたまる」「先が見えない」など悲痛な声。以前、私が勤めていた社会福祉法人にも養護施設があります。数カ月前、施設を訪問しましたが、虐待の多さを教えてくれました。
心と体に傷を受けた子どもに対応する職員は、端で見ていても大変で、職員は長時間労働。こんなところにこそもっと専門的な職員の配置をと叫びたい。それと同時に、行き場のない子どもたちが一時保護にいる現状を一刻も解決できるようにと願います。
政府の対策がテレビで紹介されていたがあまりにも不十分。怒りふつふつしながらテレビを見ていました。
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