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「ビルの三階、窓は開かず園庭なし、水遊びもできない」こんな保育園でよいのでしょうか《上目黒１丁目保育園》
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「ビルの三階、窓は開かず園庭なし、水遊びもできない」
こんな保育園でよいのでしょうか
…………………… 上目黒１丁目保育園 ……………………
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現在中目黒駅前では、再開発事業による地下２階・地上４５階建てのビルが建設中で、その３階部分にあらたな保育園（上目黒１丁目保育園）が整備されます。保育園の「基本構想素案」が発表されましたが、多くの問題点があります。以下問題点について述べます。
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【戸外で十分遊ぶことができるのか？】
上目黒１丁目保育園は、０歳６人、１歳９人、２歳１０人、３歳・４歳・５歳各１１人で定員は５８人。
ビルの３階にあるため、保護者は専用のエレベーターを利用します。窓はありますが開閉することができず、ベランダもありません。ビルの中の保育園にいる限り、外気に触れることはできません。園庭がないため近くの目黒川合流地点や共済病院横の中目黒公園が遊び場になります。しかし一番近い目黒川合流地点は、再開発計画の中で整備が行われる予定で、乳幼児が土や草花にふれることのできる遊び場になるかは定かではありません。とりわけ０歳児にとって、近くに自然にふれる遊び場がなければ、遠出することになり、子どもにとっても保育士にとっても大きな負担となります。
何人もの子どもを乳母車に乗せ、戸外に出るたびにエレベーターに乗らなければならない事態は時間的にも、安全面からも問題です。
【暑い夏、水遊びができない！】
年々暑くなる夏。１カ月半から２カ月間子どもたちは、乳児は水遊び、幼児はプール遊びで過ごします。水を怖がっていた子どもがこの活動を通して、水の楽しさを知り泳げるようになり、心も体も大きく成長します。
ところがこの保育園には、トイレにシャワーが一つあるだけで、プールをおく場所も水遊びするスペースさえもありません。水遊びができる条件がないのです。暑い夏は、冷房のきいた室内でずっと過ごすだけなのでしょうか。夏の遊びを保障できない保育園は、大きな問題です。
【ビル風の影響は・・・】
高いビルが建つとビル風が心配されますが、ＧＴビルができてから、ビル風でお年寄りの方が転倒した事例があります。ＧＴ側では、風をよける壁が付けられましたが、歩行が安定しない子どもたちが手をつなぎ歩いているとき、ビル風で転倒する心配はないのでしょうか。
【住民・保育関係者の声に耳を傾け】
「基本構想素案」の下で整備される保育園では、今まで公立保育園で行なわれてきた保育ができなくなってしまいます。全国の中でも質の高い目黒の保育といわれてきましたが、これでは行政自らの手で、保育の質を後退させることにならないでしょうか。
区は、「基本構想素案」に対する区民の声は聞かないと言っていますが、住民や保育関係者などから幅広く声を聞くことが求められています。
《利用できます》
１人暮らしの高齢者、台所の火が心配・・・。
こんなケースが周辺にありませんか。区では、６５歳の１人暮らし、または高齢者世帯で、防火の配慮が必要な場合、電磁調理器の設置にたいし補助を行います。
介護保険料、所得段階４までの方は無料で設置できます。
●問い合わせ
（５７２２）９８３９ 高齢福祉課在宅事業係
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