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廃プラスチック焼却で地球温暖化は大丈夫？
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廃プラスチック焼却で地球温暖化は大丈夫？
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地球温暖化が大きな問題となっています。
日本は京都議定書で温室効果ガスを１９９０年比で６％削減することを約束しましたが、減らすどころか増え続けています。日本の廃棄物による温室効果ガスの発生は、４８１０万トンで温室効果ガス総排出量の３．５％を占めています。廃プラスチックの焼却量の増加が温室効果ガスを増やし、地球環境に大きな影響を与えています。
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【基本は発生抑制とリサイクル】
ところが、環境省の「廃棄物処理に関する基本方針」、０５年改正が出されてから、「サーマルリサイクル（熱回収）」という名目でプラスチックを燃やそうという自治体が増えています。
「基本方針」では「廃プラスチック類の取り扱いについては、まず発生抑制を、次に容器包装リサイクル法などにより再生利用を推進し、それでも残った廃プラスチック類については、熱回収技術や排ガス処理技術の進展、最終処分場の状況を考え、埋め立ては行わず熱回収（焼却）を行うことが適当である」としています。
単純に「廃プラスチックの焼却を行う」とは言っていませんが、発生抑制や、リサイクルそっちのけでいきなり焼却という流れが起こっています。
【東京２３区、廃プラスチックを埋め立てから焼却へ】
２００５年、東京都特別区長総会では、区回収の廃プラスチックの「埋め立てから焼却への転換」が確認され、「サーマルリサイクル０８年度本格実施」が提起されました。
具体的には、�’僖廛薀好船奪�の分別基準を「不燃ごみ」から「資源または可燃ごみ」に変更（ただし資源化は各区の状況による）
�∪響盜�場でのプラスチックの受け入れを可能に��実証試験による安全性などの検証を行うなどです。
廃プラスチックの焼却は、焼却炉の傷みを加速し、修繕費がかさみ、さらにこびりつきが炉の内部やパイプなどに付着し、事故や故障のもとになると指摘されています。排ガスからは、ダイオキシンだけではなく、プラスチック特有のカドミウム、鉛、亜鉛、銅、などの重金属や化学物質などが出ています。廃プラスチックの焼却は、環境や健康に大きな影響を与えるものです。温室効果ガス削減のためには、ごみを出さないようにし、資源を大切にすることです。使い捨て容器や包装のつくり放題、使い放題を放置している国の姿勢では、温暖化をストップさせることも、ごみを減量することもできません。
【目黒区では資源として回収】
目黒区では、すでに一部の地域でモデル事業として、プラスチックの資源回収を行い、今年の１０月からはすべての地域で行います。●プラマークの付いたプラスチックは洗って資源ゴミとして回収●ペットボトルは、ラベルをとり洗って資源ゴミとして回収など…。
細かな内容が区報（３月臨時）で報告されましたが、まだ知らない人も多く「ごみの分別はどうなるの」と、時々質問が寄せられます。
目黒区は、ごみの分別変更について６月から住民説明会を行います。
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参加しましょう！住民説明会
●総合庁舎大会議室…６月２、３、５、６、２５日は午後７時から、
６月１１、１６日は午後２時から
※１１日は手話通訳あり
●上目黒住区センター…６月７日午前１０時から
●下目黒住区センター…６月１９日午後２時から
●中目黒住区センター…６月２８日午後２時から
●五本木住区センター…７月１２日午後２時から
※説明会は他の住区センターでも開かれ７、８月にも行われます。
※問い合わせ �筺複毅沓横押烹坑械坑掘，瓦澹採眠�
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