石川恭子
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区政報告ニュース
差別医療を押し付ける後期高齢者医療制度が4月スタート 怒りの声続出
   差別医療を押し付ける

      後期高齢者医療制度が4月スタート

                         怒りの声 続出!


………………………………………………………………………………………………………………………………  4月から後期高齢者医療制度が実施されました。75歳以上の全員から保険料を徴収、保険料は年金から天引き、保険料滞納者からは保険証を取り上げ、年齢で差別する医療内容です。各地で高齢者の怒り、医療関係者の抗議が広がっています。
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   【区内対象者は2万2808人
          200人に保険証届かず】


 後期高齢者医療制度の区内対象者は2万2808人。3月末に区は保険証を直接手渡しによる郵送で各自に発送しました。
 現在200通あまりが本人のところに届けられず戻ってきています。(区は再度郵送するとのこと)
 4月15日、多くの自治体ではじめて年金からの保険料天引きが行われましたが、目黒区は手続きが間に合わなかったため天引きはありませんでした。

  【十月から年金天引き、保険料の支払方法は…】
●6月に保険料が決定し、7月、8月、9月の各月に納付書が送られ窓口支払い(銀行振り込みなど)となります。支払う保険料は年間保険料の9分の1ずつです。10月・12月・2月には年金から保険料が差し引かれ、年間保険料の9分の2ずつとなります。
●来年度は、4月から年金天引きとなります。

  【制度の導入誰がした?】
 「私たちに死ねというのか」高齢者の方から怒りの声と同時に「こんな制度誰が導入した?」の質問の声があります。
 この後期高齢者医療制度は、小泉内閣時代、2006年6月自民・公明党の数の力による医療改悪法の強行によるものです。
 06年5月17日衆議院厚生労働委員会では審議入りしてわずか1カ月あまり、多くの医療関係者・患者などの怒りの座り込みや傍聴者のいる中で、自民・公明党は審議を一方的に打ち切り採決。参議院での審議では野党の追及で問題点が明らかになってきたなかで、自民党の委員長が突然審議の打ち切りを宣言し可決しました。

  【世論を広げ、制度の中止・撤回を!】
 怒りの声がどんどん広がっています。
 全国の都道府県の10の医師会が後期高齢者医療制度に「反対」。茨城県の医師会では、制度反対のポスターや署名運動が取り組まれ、兵庫県医師会の会長はホームページで制度の批判をしています。さらに、自民党内からさえ見直しの声が出ています。
 後期高齢者医療制度を中止・撤回の声を広げましょう。皆さん中止・撤回の署名にご協力ください。

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■結果は右記の通りです。投票率27.27%、区民の7割が不参加の選挙でした。
 有権者の16.7%で信任されたということになるのでしょうか。多くの人から「選挙と言われても区政がわからない」という声を聞きました。自分のくらしと最も関わる身近な自治体とのかかわりです。多くの区民が区政に関心が持てるよう区としてわかりやすい情報をもっと提供 していく必要があるのではないかと痛感しました。


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   学費を無料に!

 「入学金を支払っていないと、2人の生徒が高校の入学式に参加させてもらえなかった」このニュースに唖然としました。入学式という新たな出発の日に、皆が入学式に参加している間、室内に残された子どもの気持ちを考えると胸が痛い 。
 学校関係者は対応は間違ってはいないと言っているが、教育現場のやることかと怒りがわく。先日、我が子のウン十万円の授業料を銀行で振り込んでいたら「私も授業料の振込みよ」と学童時代の保護者が声をかけてきた。互いに高い授業料にため息。
 「世界で1番高い学費」の日本。格差と貧困が子どもたちの学ぶ機会を脅かす。イギリス、ドイツ、フランスなど欧米諸国は 高校・大学授業料は無料の流れ。教育費を無償に!声を大に叫びたい。

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