石川恭子
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区政報告ニュース
厳しい福祉の労働実態 千代田区で独自の取り組み
  厳しい福祉の労働実態  

………… 千代田区で独自の取り組み …………

……………………………………………………………………………………………………………………………… 「福祉の現場で職員が集まらない」今大きな問題となっています。
 福祉の仕事は人が人を見る仕事ですが、福祉現場は3K(きつい・汚い・危険)とも呼ばれ、さらに低賃金・長時間労働などが当たり前になっている状況です。福祉労働者の組合調査では、福祉現場で働く職員は30歳から40歳が多く、そのほとんどが賃金が低く、ワーキングプア化していると指摘しています。平均勤続年数は6〜7年です。こうした状況を反映し区内でも「職員募集」をしている施設は数多くあります。
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   【介護職員の悲痛な声】
 福祉の現場の中でも、とりわけ職員不足が深刻になっているのが介護施設です。
 介護の仕事に夢や誇りを持っていても、正規職員にはなれず低賃金と不安定な雇用の中で職場をやめていく。毎日毎日残業で夜中の帰宅、休日はただ一日中眠っているなど介護職員の悲痛な訴えが聞かれます。このままの状況が続けば、介護の職場が成り立たなくなってしまうのではないかと思うくらいです。

   【介護施設に独自の補助】
 千代田区では、介護施設の職員の労働環境を改善するために、区独自で助成を行うことを新年度の予算に盛り込みました。区内の特別養護老人ホームやグループホームを対象に、そこで働く職員の住宅手当の補助やパート賃金の単価引き上げ補助など行うというもの。こうした補助は、全国でもほとんど例がなく注目されています。

   【現場に耳を傾け】
 千代田区では、この取り組みを行うために、担当者が現場に何度も足を運んだとのこと。さらに予算化するときには区長が、社会福祉法人の代表と会ったということです。
 目黒区でも区長を先頭として行政が、現場の実態を見、現場の声に耳を傾けることが求められています。


       ……… 石川恭子の事務所開きをします ………


●日時…3月22日(土)午後1時〜2時
●場所…目黒区中央町2〜6〜15和幸荘103


 議員活動の拠点の場として活用します。皆さんもご利用ください。なお、事務所 開きの前に無料生活相談会を行います。ぜひご参加ください!


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  民営化・規制改革で

  保育園・保育の質は大丈夫?

   めぐろ保育集会に参加しました


 先日、保育集会「民営化・規制緩和で保育・保育の質は大丈夫?」に参加しました。講師は立教大学の浅井春夫さん。
 全国では公立保育の民営化が進み、経費削減のもとで非常勤保育士が増加し、ワーキングプア化しているとのこと。不安定な労働条件の中で職員の離職率が高くなっています。公立保育園の民営化は認可保育所制度を壊し、アメリカ型の保育システムに移っていくとのこと。
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 アメリカの保育の現状は、貧困者対策のための少しの公立保育園と圧倒的な民間の保育園です。アメリカの保育園は、マニュアル化されており第三者評価では9割が不合格となっています。職員の離職率は高く、公立保育園20%・民間保育園54%。ころころ変わる職員で、子どもとの信頼関係は築けるのか、保育の質は保たれるのか大きな疑問です。
 イギリスではサッチャー政権時、保育園の民営化が進みましたが失敗し、これではだめだと今修正が行われているとのこと。
 他の国ではすでに失敗した民営化を、なぜ日本の政府は行おうとしているのでしょうか。2兆円とも言われる保育市場ですが、子どもの育つ場をもうけの場にさせるわけにはいきません。
 目黒区は第二田道保育園後、さらに2園の民営化を計画しています。会場からは、「4月の区長選挙では民営化を許さない、目黒の保育を守る区政に変えよう」の発言がありました。


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