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介護保険法の改定で「介護の社会化」どうなったの？
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介護保険法の改定で「介護の社会化」どうなったの？
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家族の介護負担を減らし「介護の社会化」という下で、２０００年、介護保険制度が導入され、昨年４月からは介護保険法の改定の下で実施されています。その結果、介護認定の引き下げによる介護サービスの削減や、利用料の引き上げによる負担増など、介護を受けている高齢者や家族の暮らしが大変な状況になっています。
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【全国で５６万人減 厚生労働省調査】
今年４月に介護サービスを利用した「要介護１から５」の人は２８８万９０００人で、１年前と比べ約５６万人も減っていることが厚生労働省の調査でわかりました。
その一方、介護予防サービスを利用している「要支援１から２」の人は、１年前に比べ１５倍も増え６７万７００人です。
それまで「要介護１」だった人は、認知症の人や病状の不安定な人を除き、原則として「要支援２」にランク下げ。その結果、多くの人たちが必要なサービスを切り捨てられました。
【「老老介護でも、介護サービスが受けられない」】
区内でも深刻な事態になっています。
同居家族がいるといっても相手も高齢者、老老介護の実態があるにもかかわらず、介護保険のサービスを受けることが出来ないケース。
ある要支援２の方は、病院が遠いためにタクシーで通院していますが介護保険のサービスは受けられず、さらに診察時にも介助が必要ですがこれも介護保険は受けられず。結局本人の自費負担で介護を補なっていますが、経済的に余裕がなければ出来ません。
【「さらなる改悪許さない」の大きな声を！】
政府は、２００９年をめどにさらなる介護保険法の改悪を狙っています。
介護保険と障害者福祉の統合、「軽度者」を介護保険からさらに排除、利用料の引き上げ等々、介護保険の大きな後退です。この厳しい現状を国や自治体に訴え、「さらなる改悪を許さない！」の大きな声あげていきましょう。
虫スプレーの安全性
蚊などの虫に刺されないための虫除けスプレー。利用している方も多いと思いますが、その安全性について雑誌に載っていたので紹介します。
人体につける虫除け剤、特にディート（ＤＥＥＴ，ジエチルトルアミド）の危険性について。
そもそもディートは、アメリカ軍が戦場で使うために開発した虫除け剤、安全だと言われていましたが、湾岸戦争から帰還した兵士が神経症状を発症し、その原因の一つとされ危険性が問題に。
日本では国民生活センターが問題点を指摘…
●医薬部外品のディート濃度は銘柄品によって差が大きく、濃度が濃いものがあった●スプレータイプは粒子が小さく吸い込んでしまう危険性がある●使用量は個人差があるが高い頻度で使い続けるときは注意と。
０５年、厚生労働省も安全対策について、製品にディート濃度の明記と「用法・要領に関連する注意」を書き込むようにと通達を出しました。
結論は、使用は必要最小限にし、保育所などで続けて使うのは好ましくないと、虫に刺されてしまったら抗ヒスタミン軟膏を塗ってくださいとのことでした。
便利だと何気なく使っていますが要注意。
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