石川恭子
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協議会の一方的打ち切り!これが「区民が主役」でしょうか 【第二田道保育園協議会】
                            

協議会の一方的打ち切り!これが「区民が主役」でしょうか

       
 ……… 《第二田道保育園協議会》  ………

 【保護者の声に応えず】
 目黒区は、08年4月に第二田道保育園の民営化を計画しています。
 昨年9月から当該保護者と行政の協議会が開催されてきましたが、16日(土)の協議会を最後に一方的に終了するとその日の会議を閉めました。。
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 【「行政は信頼できないの声」】
 協議会が開始された当初、保護者は民営化については反対という立場ではありませんでした。
 現在各地で経費削減を目的に、公立保育園の民営化が行われていますが、子どもへの精神的な影響や事故など問題が起こっています。「何故、民営化しなければならないのか」「どうして第二田道保育園なのか」保護者は協議会の場で質問してきましたが、区はきちんと答えてきませんでした。

 【「協議会を継続して」涙ながらの訴え!】
 こうした中で、保護者の91%が民営化には納得できないと態度を明らかにしました。

 【保護者・区民の声を区政に!】
 16日の協議会は、協議会のメンバー以外の保護者、保育関係者、区民等の傍聴者で会場はいっぱいでした。
 「保護者と行政の考え方の違いがあり、信頼関係がない中で民営化は任せられない」「コストの削減とニーズの多様化のためと言うが、民営化がベストなのか」「協議会を継続してほしい」等切実な声が出されました。 しかし区は全く耳を貸さず、協議会をうち切り新たな「指定管理者活用連絡会」を設けると終始しました。
 横浜の保育園民営化の裁判は、「保護者の合意のない民営化は違法」としました。また、「民営化が前提である保護者との話し合いは、問題である」と厳しい指摘をしました。
 目黒区は、この裁判で指摘された横浜と同じ行動をとるのでしょうか。青木区長の「信頼と改革」「区民が主役」の区政は、どこに行ったのでしょうか。
 私は、この間協議会を傍聴してきましたが、仕事と子育てに最も大変な保護者が、保育の民営化について勉強し、自ら資料をつくり質問している真摯な姿に頭がさがりました。なぜ行政がこの声に応えることが出来ないのか、はがゆい思いがします。
 傍聴者が、拍手をしたとき「意思表示はしないで下さい」司会者からの注意が入りました。しかし、区民の意思表示できる場はどこに設けられているのでしょうか。パブリックコメントと言いますが、一方的な意見提出だけに終わらされているのが現状です。民営化ストップの声を大きくあげていきましょう。

   増税分は区民のくらし支援に!今年度補正予算
………………………………………………………………………………………………  今年度の補正予算案が審議されました。主に増税による収入増で、総額は36億3600万円余です。
………………………………………………………………………………………………  現在国民のくらしは、増税、医療・介護保険制度の改悪、障害者自立支援法などによって負担が増え続け、貧困と格差が広がっています。。
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 こうした状況の下、各自治体では区民のくらしを守るために、子どもの医療費の無料化の拡大、障害者の施設利用料の負担軽減、介護ベッドの助成など支援策を行っています。
 ところが目黒区の補正予算では、他区で行われている施策は見られません。21億円余りを公園用地取得(一概に否定されるものではありませんが)に充てていますが、区民のくらしの現状を考えれば、とりわけ負担が大きくなっている高齢者、障害者への負担軽減策を行うべきではなかったでしょうか。

                     ●補正予算の主な内容
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 ……………【歳入】……………

   36億3600万円余
 ▼特別区民税  22億円余
 ▼小中学校改築、都の特別交付金  5億円余
 ▼公園用地交付金         3億円余
 ▼前年度繰越金         14億円余


 ……………【歳出】……………

   36億3600万円余
 ▼東山公園用地取得  21億8000万円余
 ▼情報システム構築        3億円余
 ▼旧ボウリング場跡施設整備    2億円余
 ▼基金積み立て          7億円余



      





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