 |
|
|
 |
「保育園の民営化で保育の質は守れるか」一般質問をします！《定例区議会》
|
「保育園の民営化で保育の質は守れるか」
一般質問をします！
……… 《定例区議会》 ………
【保護者・保育関係者・行政が一緒に築いてきた保育が危うい…】
目黒区には、現在２１園の公立保育園がありますが、１９６１年、東京都から移管され四園からスタートしました。
「保育園をもっとつくってほしい」「職員を増やしてほしい」「保育時間を延長してほしい」「産休あけ保育をしてほしい」など、多くの要求が出される中、児童福祉法の下で保護者の働く権利を保障し、子どもの成長発達を保障するために条件を整備してきました。
子どもを中心にすえ、保護者、保育関係者、区民、行政が一緒になって築き上げてきたのです。
ところが区は、経費削減を目的に公立保育園を営利を目的とした民間企業も含めた民営化を計画し、２００８年には第二田道保育園を民営化しようとしています。
【保護者から不安の声！】
民営化された保育園では、経費削減によって、正規職員が減らされ非正規職員が増える中、正規職員への負担がおおきくなりました。 その結果、職員の退職が増え職員の入れ替わりが激しい中で、子どもが精神的に不安定な状況になり医者にかかるケースが出たり、事故が多発しています。
現在、第二田道保育園保護者と行政の協議会が行われていますが、保護者からは「民営化によって保育の質が低下するのではないか」「子どもに影響が出るのではないか」などの不安が出され、９１％の保護者が民営化には納得できないとしています。
保育園の民営化は、第二田道保育園だけの問題ではすまされません。目黒のこれまで築き上げてきた保育を大きく変えていこうというもので、区民の声を十分に聞くべきであり、民営化計画をストップすべきだと思います。
私は、この問題について定例区議会で一般質問をします。主な要旨は次の通りです。
●子ども権利条約の理念を生かした子ども条例を制定したいま、今後も児童福祉法を堅持し、目黒の保育行政に生かしていくべきだと考えるが区長の見解を。
●「子どもの最善の利益を保証する」とした子ども権利条約の見地からも、今まで築き上げてきた目黒の保育の質を引き下げることなく、さらに充実させていくことが求められていると思うが区長の考えを。
●第二田道保育園の民営化は目黒区の保育の基本に関わる問題です。「区民が主役」を公約に掲げた区長として、協議会を九月でうち切ることなく保護者をはじめ多くの保育関係者ならびに区民との十分な協議を継続させるべきだと思うが、区長の見解を。
住民の声を聞き第六中学校の活用を！
………………………………………………………………………………………………
現在中央中学校は、旧第６中学校の校舎を使用していますが２００８年３月には、新しい校舎（旧第５中学校跡）へ移ります。その後の６中の土地と建物をどのように利用していくのか大きな課題になっていますが、活用について検討する進め方（案）が発表されたのでお知らせします。
………………………………………………………………………………………………
●検討組織について
１、学識経験者（都市計画、弁護士、まちづくり関係）３名、地元町会１名、地元住区住民会議２名、中学校ＰＴＡ１名、の検討組織を作る。
２、検討期間
今年の１０月〜来年７月
３、検討組織の役割
学校跡地と建物の活用策を検討する
●今後の予定
１０月・検討委員会設置
１２月・区民などから意見要望
０７年４月・活用策中間のまとめ、区民からの意見要望
７月・活用策の報告
９月・活用計画策定
０８年４月以降・施設の改修を行い活用の開始
………………………………………………………………………………………………
今後の活用方向は、協議会の論議が大きな役割を果たしていくと思いますが、協議会が傍聴できるかどうかは決まっていません。
区民の財産である施設や土地がどのように利用されていくのかは、周辺住民はもちろんのこと区民にとっても重大な問題です。傍聴を保障することと、住民の声をきちんと聞き反映させていくことが必要だと思います。
|
|
|
|
|
|
|
