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保 育 園 の 民 営 化
経費削減で保育の質は守れない！
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保育園の民営化 経費削減で保育の質は守れない！
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目黒区は、第二田道保育園、第二ひもんや保育園、上目黒１丁目保育園（仮称、新園）の３園を指定管理者制度を活用して保育園の民営化を行おうとしています。
現在、行政と第二田道保育園保護者による協議会が開かれています。
区は、あくまでも民営化を行うという立場で協議会に臨んでいますが、保護者からは、民営化で保育の質が守れるのかどうか、民営化の是非を論議する場と要求しています。
【継続性と安定性の保障を！】
区は「民営化で経費を削減し、保育の質は確保する」と言っていますが、こんなことはあり得ません。経費の削減は、人件費の削減ということです。
民営化した他区の保育園では、人件費削減で１年契約の保育士が増え、労働条件が悪い下で短期間で保育士が入れ替わる事態や、その影響で子どもに精神的不安定が出るなど数多くの問題があげられています。
行政が問題を調査しようとしても民間事業者は企業秘密ということで拒否するケースも出ています。
一人ひとりの子どもにきめ細かな保育が求められていますが、そのためには保育士の継続性と安定性が必要です。
民間の保育園をすべて否定するものではありませんが、公立保育園だからこそ職員の働く条件が保障され、安定した中で継続され経験が蓄積され、より専門性が発揮された質の高い保育が出来るのです。
【公的保育を守りましょう】
私は民間の保育園で保育士をしていましたが、経費を削減するために正規職員から非常勤、パート化が進められ、その結果、職員の入れ替わりが激しくなり、職員のチームワークを保つために必要な話し合いの時間もなかなか取れないなど、切実な問題を抱えていました。
現在、国の流れは「小さな政府」官から民の流れにありますが、保育や福祉・教育などこそ、公的な責任で行われるべきだと思います。全国の中でも質の高い目黒の保育、公的保育を守っていきましょう。
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憲法九条を広げ 戦争のない世界に！
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つい最近、ある方の家を伺ったときのこと。庭に小さな石碑がありました。
お墓でもないし…。何かと伺ったところ、その方のお母さんのご主人が戦時中、仕事で乗っていた船が爆撃にあい亡くなり、そのことを忘れないために母が建てたものとのことでした。
石碑の裏には、亡くなった期日が刻まれているそうです。そしてお母さんは、自分の財布に、「戦争はいやだ」ということを書いた小さな紙切れを常に入れていたと言います。
戦争に対する怒りや悲しみを、精一杯表現したひとりの女性の熱い思いが伝わってきました。
連休の６日、イラクで拘束された高遠菜穂子さんの講演、「命に国境はない」を聞きました。
アメリカは、イラクに大量破壊兵器があるという口実で戦争を開始しましたが、その下でイラク国民に対するすさまじい虐殺を行っていたことを、言葉と映像で訴えました。
高遠さんが、「気分の悪くなる人は下を向いて」というくらい、白いウジ虫がはい回る多くの遺体が生々しく映し出され、その中を、肉親を捜す人々の怒り嘆き悲しむ姿がありました。
化学兵器で白くふくれあがった顔や手、戦車にひかれ平らになっている体、頭にドリルで穴をあけられた激しい拷問の跡など、「許される戦争などあり得ない」「軍隊は国民を守るものではない」ことを、ストレートに訴えます。
戦争の真実が伝わらない、各国の報道機関が入らない”情報の壁”に閉ざされた戦争の実態が語られました。
講演の中で加害者である米兵の中にも、ＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）で苦しんでいる人がいるということにもふれていました。今こそ戦争をなくすために世界中の人が声をあげていく時だと思いました。
そして改めて、平和憲法の下で６０年間戦争をしなかった日本はすばらしいと実感。憲法を変え「戦争を出来る国」にしようという動きがありますが、「平和憲法を守る」運動を、多くの人たちに広げていきましょう。
＊＊＊＊＊住宅リフォーム助成のお知らせ＊＊＊＊＊
●対象工事の条件 …… 申請のあった工事で２００７年３月３０日までに完了し、２０万円（税別）以上の工事。 対象住宅に住んでいる所有者、または同居親族など。
●助成金額 …………… 工事の見積額と実経費とを比較して少ない方の額の５％で、リフォーム。工事は１０万円、アスベスト除去・復旧工事は２０万円を上限。
●申し込み …………… ５月１日から、住宅課窓口で工事着工前に申し込む。
☆詳細は、電話（３７１５）１１１１ 住宅課まで。
☆みなさんぜひ活用を！
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