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「簡素で効率的な政府」を口実に「行政改革推進」法など五法案が衆議院で可決
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「簡素で効率的な政府」を口実に
「行政改革推進」法など 五法案が衆議院で可決
「行革推進」法案は、私たちの暮らしに直接関わる国と地方の公務員の大幅削減や、中小企業向けの政府系金融機関の統合を行うというものです。
「公務員は楽をしている」「公務員は多い」などという声を時々聞きますが、本当にそうでしょうか。日本の公務員数は、他の主要国と比較しても決して多くはありません。（表参照）
今回削減の対象になっているのは、労働基準監督署やハローワーク、そして気象庁など暮らしに密着した分野で、さらに教育・福祉・警察・消防の地方公務員の配置基準を引き下げるというものです。
【福祉も消防も人手不足】
現在でも消防職員は不足し、超過勤務や消火活動への影響が指摘されています。また児童虐待が増える中で、児童福祉士の増員が求められています。こうした状況の下で公務員の削減を行おうというのです。
さらに「市場化テスト」法案では、区役所の中で行っている業務、印鑑登録、保険料の支払いなどすべの窓口を民間企業にまる投げするというもので、クレジット業界は保険料などの支払いをカードで行い、延滞者には利息も支払わせることを計画。そして、こうした中で区民の個人情報がきちんと守られるのか大きな問題となっています。
無駄な分野を削るというのであれば、高級官僚の天下り、そのために１０００以上の法人をつくり６兆円もの税金を投入している、こうした分野にメスを入れるべきです。こんな法案は廃案にしましょう。
第２中学校の活用計画が明らかに
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第２・第５・第６中学校が統合され、４月から新しい中央中学校が旧６中校舎でスタートしました。旧５中跡地には中央中学校の新校舎が整備されます。第２中学校については、その活用計画が策定されたので報告します。
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●校舎について
中央中学校で使用する備品の一部の保管場所にする。（暫定的に）
その後、古くなった守屋教育会館の機能を移転する。（移転の時期については、教育館の機能拡充の内容をまとめた時点で決定）
●体育館について
従来どおり地域スポーツ活動ができる場とする。
●校庭について
一部を消防署の訓練用場所とする（０６年４月〜０８年１２月まで）従来どおり地域のスポーツ活動が出来る場とする。
●プールについて
教育館の機能の内容を決めた時点で決定。
☆跡地全体は第１次避難として継続する。
守屋教育館の２中への移転期間は２０年間ということですが（第２中学は耐震工事がしてありますが、校舎が耐用できる期間はおおむね２０年）、移転した後の教育会館跡地はどうするのか、２０年たったら教育会館は、元に戻るのかなど明らかになっていません。
今後の将来的な計画を明らかにし、跡地の活用などについては区民の要望を十分に聞いていくべきだと思います。
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戦後６０年の中国で…
「にがい 涙の 大地から」ドキュメンタリー映画を見ました。
戦後６０年たった中国で、かつて日本軍が隠し捨てた兵器や毒ガスなどによって、住民が深刻な被害にあっているという実態を告発したものでした。
治療費を捻出するために莫大な借金を背負い、貧困生活を余儀なくされている人たち。日本政府に対して裁判を起こし、懸命に動く姿。過去の出来事ではなく、現在起こっている厳しい事実にことさら胸が痛みます。
上映後、この映画の監督（３０代の女性）が講演しました。本人曰く、友達と普通の中国旅行をしていて、自分と同じ世代の被害者の家族に偶然出会ったことから始まったと言うことです。
日本人として責任を突きつけられるような重い内容でしたが、自分の言葉で戦争批判を語る監督の姿に、真摯さとさわやかさを感じました。みなさん機会があったら、ぜひ鑑賞を！
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