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子どもが健やかに育つ教育環境を 学力テストは中止を！ 予算特別委員会
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子どもが健やかに育つ教育環境を
学力テストは中止を！ 《予算特別委員会》
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２７日の予算特別委員会で、私は教育分野で、�ゞ茲粒慘魯謄好箸瞭各�について、�⊇�学援助の手続きについて、�Ｂ腟�模校の東山小学校について、�せ劼匹發燭舛琉汰粥�学校緊急情報等連絡システムの導入に関連して、�チ躪臈�な学習トレーディングゲーム、について質問しました。主な内容を２回に分けて報告します。
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【子どもに負担を強いた学力テスト】
現在東京都は、小学５年生と中学２年生の学力テストを行っています。
文部科学省は、「競い合わせて学力を向上させる」として、２００７年から小学６年生と中学３年生の学力テストの実施を明らかにしました。
こうした状況の下で目黒区も、０７年度から区独自の学力テストを小学２年生〜中学３年生まで行うとしています。
学力テストは、かつて１９５０年代から６０年代にかけて全国で行われ、学校の平均点を上げるために、できない子を当日休ませることが行われたり、学校の成績によって「どうせ、うちの学校はダメなんだ」と子ども心に傷をおわせるなど、苦い経験から６６年に廃止しました。にもかかわらず国は、学力テストを復活させ、区も行おうとしています。
【世界の流れに逆流日本の競争教育】
国連子どもの権利委員会は、「日本の子どもは、競争的な教育によってストレスにさらされ…発達にゆがみをきたしている」と指摘。ＯＥＣＤの学習到達度調査で世界１位になったフィンランドは、競い合う教育から、テストの序列をなくし発達の視点にたった生徒評価を行うなかで学力が向上しました。
都内の区独自の学力テストを行っている所では、学力テスト前のプレテスト、その前のプレテストとテスト漬けが行なわれたり、学校のランク付けがおこるなど、学校と教師を競争に追い込み、子どもと家庭を追い立てています。
フィンランドの経験を学び、競争ではなく子ども一人ひとりの発達にそった教育こそが求められているのです。
利用しやすい就学援助手続きを
保護者にかかる子どもの教育費は、世界の国の中でも大変高く、無償と言われる義務教育にも大きな費用負担があります。
格差社会が大きな問題になっていますが、子どもの生活にも及び就学援助を受ける児童・生徒は、全国では１０年前の２倍になり、東京は全国平均を上回っています。
高額所得者が多いと言われている目黒区でも中学生の就学援助は全国平均を上回り、２０％を超える学校もあります。
【すべての子どもが安心して受けられる義務教育へ】
現在就学援助の手続きは、学校から配られたプリントを見て保護者が区役所に行かなければなりません。申請しなければ、就学援助の対象者であっても受けることは出来ないのです。就学援助についての、きめ細かな対応が求められていますが、全児童・生徒に対し、就学援助対象者の所得目安を書いたプリントと申請書の配布を行い、保護者会などで就学援助についての説明を行えばより多くの人が利用できるのです。
かつて就学援助は、保護者が外国人で理解できない、保護者の入院などで手続きができないなど、こういうときには学校長の決裁で手続きを取り就学援助を受給できました。 しかし、こうした手続きはできなくなってしまいました。せめて義務教育の時期、子どもには、お金の心配等することなく過ごさせたい。
暮らしが大変になっているときだからこそ、就学援助の手続きに特段の配慮を。
（教育委員会の答弁）
学力テストについては、区独自の学力テストは行う。就学援助の手続きについては、「従来と変わらず」と言う返答でした。
子どものおかれた現状に一番配慮をするのが教育委員会だと思うのですが、全く反対の姿勢でした。
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４月、第２・５・６中学校の統廃合が行われます。３月２６日「さよなら、目黒五中」大同総会が開かれ、私も出掛けていきました。
グランドが畑のようになっていたり、１クラス４０人以上の写真に時代の流れを感じました。私の母校ではないけれど、生徒の人数が少なくても、一人ひとりに目が届き、ゆったりしたところが魅力的だったのに…。とても残念でなりませんでした。
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