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広がる格差社会 増える非正規雇用
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広がる格差社会
増える非正規雇用
小泉「構造改革」政治の下で、富める者と貧しい者の格差がどんどん広がり、大きな問題になっています。 全国では、生活保護世帯が１００万世帯を超え、全く所得のない世帯が２３．８％、親の経済的理由によって就学援助を受けている小学生・中学生は１２．８％で１０年前の２倍になっています。こうした根本には、賃金が安く労働条件の悪いパート、アルバイト、フリーター、派遣・請負労働者が増えているからです。
【３人に１人は非正規社員 給料は正社員の３分の１】
家電メーカーのシャープのある工場では、労働者３３００人のうち６割が非正規社員です。トヨタや、日立などの大企業でも非正規社員は増え、現在働く者の３人に１人は非正規雇用で、若者の場合は２人に１人という割合です。
非正規社員は、正社員と同じ仕事をしても給料は３分の１、さらに何年同じ仕事をやっても賃金は１円も上がらない、こんな実態もあります。若者の非正規社員の平均月収は１１万円と言われています。この金額でまともな生活が送れるのでしょうか。
【大企業のための労働分野の規制緩和】
●８５年、労働者派遣法制定（違法とされていた労働者派遣が専門的な業種だけ可能に）●９９年、労働者派遣原則自由、民間有料職業紹介事業を原則自由●０３年、労働基準法改悪、労働契約が１年から３年に延長その結果、契約社員が増える●０４年、労働者派遣法改悪、製造業への派遣可能に、こうした政府の労働分野の規制緩和によって、非正規社員が増えてきたのです。
企業は、非正規労働者を活用する理由を「経費が安い」「雇用管理の負担が軽減」とのべ大企業ほど非正規労働者を利用しています。
最近、私は駅頭宣伝で、非正規労働者の問題を話しています。つい先日の宣伝時、大きなバックを持った作業着風の男性が近くのベンチに座っていました。はじめは、興味なさそうにしていたのに、非正規労働者の問題を話し出すと笑うような、うなずくような表情になりました。「どうしたのかな？」と思っていると、近寄ってきて私の区政ニュースを手に取り開きました。その後、宣伝終了まで聞いていて最後に「がんばれよ」と言って立ち去りました。たぶん、非正規労働者の方ではなかったかと思います。
大企業が最高の収益をあげる一方で、働く者の賃金がどんどんひきさげられていく。たこ部屋といわれた何十年前の労働条件と同じような下で、働かされている若者がいる。人間を人間とも思わないこんな状況をつくった政治を変えなければと思います。
旧庁舎跡地に「中央町さくらプラザ」オープン
旧庁舎跡地が売却され、マンションが建設されました。周辺住民のみなさんの運動によって、跡地には、レバノン杉や桜を残すことが出来ました。
このマンションの中に、五本木住区センターの別館としてレクリエーションホールと会議室、中央町社会教育館が設けられました。３月１０日（金）にオープンします。
●五本木住区センター会議室申し込み・・・五本木住区センター、�筺複械沓坑院烹械毅苅�
●中央町社会教育館申し込み・・・清水社会教育館、�筺複械沓隠魁烹苅隠横�
３月１日からは中央町社会教育館で�笋脇韻�
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