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日本共産党の要求実り 解体工事・説明会の義務づけ 《アスベスト対策》
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日本共産党の要求実り 解体工事・説明会の義務づけ
********* アスベスト対策 *********
アスベスト健康被害が大きな問題になっています。 日本共産党区議団は87年から、アスベスト対策を毎年予算要求してきましたが、改めて緊急要望書を提出しました。
そうした下、目黒区はアスベスト対策として「解体工事の届け出」や「説明会の義務づけ」を発表しました。(アスベスト調査費、除去工事に対する助成・融資制度については、すでに区政ニュースで報告)
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つい最近、我が家の近所で、解体工事が始まろうとしていました。アスベストはどうなっているかと不安に思っていたところ、「解体にあたり調査した結果、アスベストはなし」の掲示板が建てられていました。ほっと一安心しましたが、今後アスベストやアスベストを含んだ建材を使用した老朽化した建物の解体が、数多く行われます。まだ様々な問題が残っていますが、一歩前進です。
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●解体工事の届け出と説明会について(解体工事を実施する場合、標識の設置、標識設置の届け出、周辺住民への説明、説明結果の報告が必要となります)
来年2月16日以降に着工する工事から
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【1年間ありがとうございました】
05年の区政ニュースは、今週号で終了です。戦後60年の節目に、初めて新憲法案が出されました。悲しい事件や事故の多い年でした。新年こそ、笑いや喜びのたくさんある年になるようにと期待しながら…。 みなさん良いお年をお迎え下さい。
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元気な商店街 京都西新道錦商店街を視察して
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前号に続いて、日本共産党区議団の視察報告をします。元気な商店街として全国的にも評価されている京都の西新道錦商店街と、徹底した住民参加による岸和田市の自治基本条例の取り組みです。
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【企業・大学の力も活用 40事業の取り組み】
商店街は、約1.2劼力山儼組楼呂如■泳2000千世帯の人口は4万人。狭い路地の縦横の通りに、昔ながらの総菜屋、衣類屋さん、履き物やなど小さな店舗が並びます。
この商店街のどこで、全国の先端を行く取り組みが行われているのか不思議でなりませんでした。商店街の取り組みはもちろん、地域の様々な催しも載せたチラシを周1〜2回発行。ICカード事業・ファクスネット事業・海外旅行・ダンスパーティ・売り出し事業など40事業に取り組んでいます。
地域の住民の要求を近隣の大学と協力して調査するなど、様々な資源を活用。毎年開催するダンスパーティには、地元の多くの女性たちが参加(ドレス、靴、美容院などそのための支度で商店街は潤うとのこと)し、ダンスの相手をしてくれるのは、地元の大学生です。 ユニークな取り組み、元気な商店街にただただ驚きです。
【徹底した住民参加 岸和田市自治基本条例】
岸和田市は、市民が、市政に参画する基本的な考え方や協働のルールを、独自に定めて共通の指針とするための自治基本条例を策定しました。条例を策定するに当たっては、住民が参加した策定委員会を設置し、最後まで徹底した住民参加を貫きました。
策定委員は、公募で27人。そのほかに学識経験者が4人いますが、学識経験者は、あくまでも持っている専門知識をアドバイスする立場にたっています。市民委員を中心とした策定委員会で一から条文づくりが行われます。原案や条例素案が出来る中で、行政として取り上げられないものに対しては、策定委員会にきちんと説明が行われます。さらには、一般の住民に対しても説明会が行われました。
こうした下で制定された条例には、市民の権利や意見聴取制度などきちんと明記されただ驚くばかりです。住民の意見を尊重し、論議しまとめていくのには手間と時間がかかりますが、その保障をきちんとしていくことが真の住民参加だと思います。岸和田市の取り組みには、ただ頭の下がる思いでした。
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