石川恭子
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来年4月、介護保険料改定 高齢者に負担、月額4300円に!生活福祉委員会
来年4月、介護保険料改定 高齢者に負担、月額4300円に!
                                                                                                     
*** 生活福祉委員会 ***

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 1日の生活福祉委員会で、来年四月からの改定介護保険料(素案)の報告がありました。
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 目黒区は、介護保険・第3期計画(06年〜08年)にあたり、介護給付費四百四億円程度と見込み、そうした下で65歳以上の介護保険料(第1号被保険者)を、月額4300円(基準額)にするというものです。

【六段階から九段階に】
 現状の65歳以上の介護保険料は、6段階に分かれ第3段階が基準額で、3520円です。(表 法/靴靴な欷盈繊壁臭◆砲蓮■甲奮に分かれ、第4段階が基準額となり4300円です。
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【大幅なアップ!3500人が第2段階から新5段階に】
 税制改定によって、多くの非課税だった人が課税になりました。その結果、今まで第2段階だった人(2640円)3500人が、新第5段階(5160円)に移ります。
 また、第2段階から新4段階に移る人は200人、第3段階から新5段階に移った人は600人です。
 税制改定による激変緩和の低い負担率を、2年間設定するということですが、新たな負担は否めません。

【ますます利用できなくなる介護保険】
 介護保険が導入されるとき、高齢者が負担出来る金額は、「介護保険料・利用料、合わせて1万円」と言われていましたが、保険料の値上げは、ますます介護保険を利用しにくいものにしてしまいます。
 「こうした現状を区はどのように考えているのか」の問いに対して、助役は、「介護保険は国の制度。大変な事態と思っているが、個別には対応できない。23区の助役会に出して検討していきたい」と答えました。 改定介護保険料については、12月の区報に掲載し、区民意見を募集します。みなさん、高齢者の厳しい実態、声をあげていきましょう。


目黒区の実態、建築確認申請
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 耐震偽造マンションが、どんどん広がっていますが、11月25日の都市環境委員会で、目黒区の建築確認申請の実態が報告されました。内容は、次の通りです。
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05年の建築確認件数は、608件(姉歯設計事務所による建築物は、該当なし)
 そのうち、民間確認検査機関の確認は、78%、478件
◆イーホームズ 135件、30%
◆東日本住宅評価センター 75件、17%
確認検査機関については、国土交通省の調査が入ることになっているが、その結果は今後プレス発表される。
建築物の所有者から、調査の依頼がきているが、日本建設構造技術者協会を紹介しているとのこと。
建物の中間審査や完了の検査をしてほしいとの要望が出されている中で、区はこれにできるだけ応えているとのこと。

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★定例議会を終えて★
 指定管理者の指定が議決され、来年4月から公の94施設において指定管理者による運営が行われます。
 特養ホームなど福祉施設は、従来通り社会福祉事業団になりましたが、「経営改善計画」の下で、大幅な人件費削減などが行われています。「官から民」の流れの中で、公共サービスが、どんどん民間企業にゆだねられていきますが、JR脱線事故や今問題になっている建築確認の問題などから、営利を優先した中で命や安全がおざなりにされている実態は明らかです。
 自治体の役割は、「福祉の増進」ではないのかと強く思った11月議会でした。
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