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介護保険改定で 厳しい運営迫られる特養ホーム
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介護保険改定で 厳しい運営迫られる特養ホーム
介護保険法が改定され、10月から特別養護老人ホームなどの施設入所者や、通所施設デイサービスの利用者に利用料の大きな負担がかかっています。さらに、利用者への負担だけにとどまらず、特養ホームなど施設運営にも大きな負担がかけられようとしています。
2日、日本共産党目黒区議団は、区内の3つの民間特養ホームを訪問し厳しい施設運営の実態を伺いました。
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【大幅な減収 一施設700万〜1500万円】
介護保険の改定によって、来年の4月から介護報酬が引き下げられ、特養ホームでは大幅な減収となります。
10月1日からの改定によって、すでに定員50名の施設では700万円から800万円、100名の定員では1500万円にものぼるということでした。
現状でも経営は大変厳しく、一生懸命経費削減をしてもイタチごっこのようだと嘆いていました。
また、赤字を出さないようにするには、人件費を削減するしかなく、人件費を削れば現状でも低い職員賃金がさらに低くなり、職員を募集しても集まらない実情があると教えてくれました。
【「介護保険改定は誤り」現場から批判の声!】
経費削減をするために、正規職員を非常勤職員に変えていく全国的な傾向。正規職員と非常勤の比率は、3対7。(一瞬、我が耳を疑う数字でした)
2人の園長さんから、同じことが話されました。このまま続いていけば、運営していくことが困難なところが出て、大きな特養ホームと合併するという状況が生まれるのではないかと…。「介護保険の改定は誤り」「これでは、老後の安心は保障されない」と、現場から批判の声があがりました。
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想像以上の、福祉現場の厳しい実態でした。「区は何らかの対応をしてほしい」等要望も出されました。現場の声、利用者の声をもっとみんなの中に広げていきたいと思います。それと同時に、弱い者いじめの政治、大元を変えていかなければと強く思いました。
11月定例区議会が開かれます
●11月18日(金)……午後1時 本会議一般質問
● 21日(月)……午後1時 本会議一般質問
● 22日(火)……午後1時 本会議議案提案
● 24日(木)……午前10時 常任委員会(条例審査)
● 25日(金)……午前10時 常任委員会(陳情審査)
● 28日(月)……午前10時 特別委員会
● 30日(水)……午後1時 本会議議案採択(一般質問)
◆沢 井 正 代 議員………介護保険法改定による介護保険利用料負担増に対しての低所得者への負担軽減についてなど。
◆岩崎ふみひろ議員………高齢者福祉住宅、障害者住宅の確保についてなど。
傍聴においで下さい!
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☆★☆★☆ 竹の子後援会で駒場公園・旧前田侯爵邸へ ☆★☆★☆
晴天の5日、竹の子後援会総勢13人で、井の頭線「駒場東大駅」から歩いて10分、駒場公園に出かけました。
緑いっぱいの公園には、銀杏やドングリがあちこちに落ちていて、秋をいっぱい感じさせてくれました。
公園は、旧加賀百万石の前田家の敷地で第16代当主前田利為(としなり)の邸宅(東京都指定有形文化財)があります。1929年に建築され、当時東洋一の邸宅といわれたとのこと。イタリア産の大理石や、フランスの絹織物や壁紙が張られた室内の豪華さに唖然。戦後は一時、アメリカ軍に接収されたとのことで、駒場公園の昭和史を見た気がしました。(保育園で働いていたとき、園児と何度か遊びに行った駒場公園ですが、こんなにも素敵な所だったかと再認識)
公園散策後は、隣の東大キャンパス内にある誰もが利用できるフランスレストランへ…。ワインを楽しみながらの昼食は、いろんな話が尽きませんでした。
お金もほとんどかからず、身近なところでちょっと良いところ。みなさんも出かけてみてはいかがですか。
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