石川恭子
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区政報告ニュース
高齢者、障害者、低所得者など区民のくらしを守る
06年度予算要望書を区長に提出 《日本共産党区議団》

高齢者、障害者、低所得者など区民のくらしを守る
                   06年度予算要望書を区長に提出
 
                                     
  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 《 日 本 共 産 党 目 黒 区 議 団 》 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

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 医療・年金に加え、介護保険制度や障害者福祉など社会保障制度の改悪と、福祉の切り捨て、不況の下で進行する失業・リストラ、さらに増税計画の推進などによる国民生活への深刻な影響が広がっています。区民の生活を支える自治体として役割を大いに発揮することが求められます。18日、日本共産党目黒区議団は、区の2006年度予算編成に当たり、予算要望書を区長に提出しました。要望項目は、200を超えるものですが、いくつかを紹介します。
 
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【重点要望】
●介護保険法改定で、10月から利用料に新たに居住費と食費の全額負担が加えられました。
少なくとも来年の4月までは、現行の利用料でサービスを受けられるよう減額措置をとること。区独自の減額制度を、ホームヘルプサービスも含め継続することとともに、施設介護利用者の負担に対する軽減策をとること。
●包括支援センターは、区民が安心して介護が受けられる権利を保障する上でも、委託の方針を見直すこと。
●大地震などの災害に備え、危険度の高い地域と、指定された地区の耐震補強工事を、促進するために、助成制度を創設すること。
●工事などの発注にあたっては、良好な工事が行われるよう、原価割れしているという状況を調査し見直すこと。
●アスベスト対策
公共施設については、調査結果に基づく安全策を講じること。すべての解体工事について、事前の届出と周辺の住民への説明会を義務付けること。アスベスト除去に当たっては、助成制度を設け、安全に除去するよう指導すること─など。
●上目黒JR跡地については、民間企業への利益提供をやめ、区民への約束である高齢者福祉住宅、障害者住宅の整備を具体化すること─等など。

【分野別では】
●平和憲法を擁護し、行政や住民の役割と責任を明確にした目黒区平和条例(仮称)を制定すること。
●特養ホームの増設計画を作ること。養護老人ホーム、経費老人ホーム、グループホームを増設すること。
●福祉工房の民間委託をやめ、養護学校卒業生を全員受け入れができるよう施設整備を進めること。
●公立保育園の民間委託は行わないこと。
●各種がん検診は有料化しないこと。希望するすべての人が、受けられるようにすること─など。

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小泉首相 靖国参拝強行 遊就館を見学して思う

【靖国神社は戦前・戦中 陸・海軍省が管理運営し 国民を戦争に動員する精神的支柱でした】
靖国神社は、1945年まで、陸・海軍管理の軍事的宗教施設として、国民を戦争に動員する精神的な支柱の役割を持ち、多くの若者は「死んだら九段で会おう」と戦場にかり出されました。
 この施設には、天皇のために戦死した人だけが合祀され、空襲や原爆で亡くなった人は追悼されていません。しかし、1978年には「A級戦犯」も合祀しました。

【侵略戦争を 正しい戦争と宣伝する施設】
 8月末、私は6人で初めて靖国神社・遊就館を見学しました。
 大きな鳥居をくぐり、まっすぐ進んだ右奥に大きく新しい、普通の神社にはない「遊就館」がありました。
 遊就館は、日本の侵略戦争を「自存自衛」の「正しい戦争」だったと宣伝する役割を持っている施設。1階フロアーには、旧日本軍の戦闘機・ゼロ戦が誇らしげに飾られ、一定のスペースをとった土産物コーナは、戦争グッズが所狭しと並べられていました。
 日清戦争から始まり太平洋戦争までの歴史を、いくつもの部屋を使い、戦争は正しかったという立場で細かく紹介しています。義務教育の中で習った、戦争の扱いとあまりの違いにビックリ。ある部屋では、国のために闘い戦死した人たちの映画が上映されていましたが、観客のなかには、涙を流し、感動している人の姿が見られました。国民を奮い立たせるための戦争高揚映画、一昔前にタイムスリップしたのではないかと思うくらいでした。

【百聞は一見に如かず】
 靖国神社・遊就館は、侵略戦争への反省もなく、戦争賛美・正しかった戦争だという宣伝センターそのもの。亡くなった人に対する報いは、「二度と戦争を繰り返さない」「戦争犠牲者を出さない」ことではないかと思います。

【憲法違反の参拝強行!】
 小泉首相は、「私的」を強調していますがごまかしに過ぎません。大阪高裁は、小泉首相の靖国参拝は違憲と。テレビのインタビューでは、「(参拝)良いんじゃないの」という若者の姿が映っていましたが、参拝が何を意味するのか、きちんと伝えていくことの必要性を痛感した日でした。





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